「アフターフォローの

しっかりした会社じゃないと嫌だ」

と主張する旦那さんを説得して

中国の会社が日本向けに製造販売している

食洗機を導入しました。




システムキッチンに食洗機を組み込むには

専用の温水用水道管を入れるなど

リフォーム費用だけで+20万円かかり、

それにプラスで

食洗機本体の費用などがかかる、

そして収納がその分減ってしまう。


そんな理由で

わたしはリフォーム計画の段階で

内蔵型の食洗機を諦めて

引っ越し後、少し余裕ができてから

置き型の食洗機を置く方向で

コンセントの設置などを

お願いしました。


そしてそこで

内蔵型にこだわる旦那さんと

大喧嘩もやりました。

リフォームに関しては

見た目にこだわって高い仕様を選びたがるし

必要なだけお金をかける考えで

予算を気にしないしで

それはもう

大喧嘩になり、

それはそのまま尾をひいて

「うちの奥さんは俺の願いを否定するのが

趣味なんだ」

とことあるごとに口にするのが

1年と少し、続きました。

わたしはその判断で生活を守ったので

後悔はしてない。

予算の範囲内では旦那さんの要望を

優先したことを伝え続け、

それが向こうに届いたのが

だいたい1年と少し経ってから、でした。


わたしは普段から家事を回すだけでヘロヘロで、

趣味に回す時間がなかなかとれないのと

寝込むと一気に汚れものが家中に溜まるため

(埃とか洗い物とか洗濯物とか床に溜められる

少年ジャンプとか)

食洗機導入そのものは

もともと夫婦で合意してました。



食洗機を置く場所も

わたしは「ここ!」と思う場所が

ありました。


そこに場所があることを

旦那さんに理解してもらうのに

3年かかりました。


何度も測ってもらって

置けることを一緒に確認していたのに、

なぜ??

とわたしは思いますがそれはさておき。


分岐水栓取り付け可能な水栓を

お願いしていたのに

どうやってもできない水栓にされていて

一度決めた選択を白紙に戻したり


すったもんだの末に


ようやく、ようやく!!




バケツなどから吸水する方式と

分岐水栓方式

を選べるやつです。

鍋も洗えるサイズ。


ドアがガラスで洗浄中の様子が見られる

と思っちゃう?

これ、ただの飾りで裏は鉄板です。

中は見えない。


他社からは


・食器洗いに関しては同じ仕様で

・飾りガラスを本物のガラスにして

・奥行きを少し減らして

日本で置きやすいサイズということだそうな

・終了後ドアが勝手に開いて隙間を作る

うちのは手動。

自然乾燥方式なのでドアを開けないと乾かない


の仕様の(つまりうちが買ったやつの

レビューに出てくる不満をきっちり

改善した仕様)が出ています。



置き型の食洗機からは

撤退した日本企業が多いです。

一方で

アフターフォローのなきに等しい製品なら

色々な仕様を選べるようです。


旦那さんはご不満だけど

わたしには

それが大変ありがたかった。






わたしがこの食洗機を

気に入っている理由は


☆電気を熱に変える工程が少ない


一番電気代がかかる理由が電気で熱を作る作業なので。

せっかく買ったのに

月末の電気代を見て遠慮で使えなくなるなんて

哀しいじゃないですか。

「頑張れる日は頑張ろう」ではなく

「もう頑張らない」という判断にできて

たいへん助かりました。


☆分岐水栓の工事をしなくてすんだ


水栓の交換は

自分でできないことはないみたいです。

でもね、

疲れてヘロヘロでミスも目立つタイミングで

やることじゃないと思った。


☆鍋が洗えるサイズ


☆冬にはストーブで沸かしたお湯を足して

水温を上げて使えるというのを

密かに楽しみにしている


☆庫内は壁と天井がステンレスで

清潔を保ちやすそう


☆水を足しながら吸水させればよいので

付属のバケツにこだわらなくてよい。

自分が使いやすいサイズで洗いやすいものを

使える。


吸水に使う容器はキレイをキープしなきゃいけない。

「洗いやすいものを使う」ことが大事だった。




対策を考える必要があったこと


○奥行きがあるので奥の方は乾きにくい


クーラーや暖房が入らない季節は

全くと言っていいほど乾かないようです。


○吸水ホースが容器の中で浮く


これはまだ検討中。

今は水を多めに途中で足して入れてます。


○粉洗剤は溶けきらず残る


洗剤を入れるときに水を少し足すと

溶け残りはなくなりました。

洗い始めてすぐ蓋が開いて

洗剤がそこから落ちるようになっているのですが

粉はどうも落ちきらないようです。

わたしの考え方は

それでも洗浄のためにあちこちから飛ぶ水で溶ければ

問題ないかな、と。

粉が一番安いので、このまま使いたいです。

ただし、

あらかじめ水に溶かしておいておくのは

やってはいけないようです。

酸素系の漂白除菌剤が使われてるようですね。


追記1:

タブレットは残滓フィルターの上に置くように

なっています、

洗う前に排水するのでそれに巻き込まれなると

困りますが

残滓フィルターの周りに置くのでも

問題ないかもしれません。

試してみてからまた追記します。


追記2:

残滓フィルターの下に落ちいよう

カゴの下に粉洗剤を置くことで

今現在、快適に使えています。




うちは昼間家で作業する

ライフスタイルなので

24時間同じ料金プランで

電力会社と契約しています。

なので

堂々と昼間に回しています。

あまり電気を使わないので

今のところひと月あたりの電気代は

上がってないです。

 ↑

これはまだ出ていませんでした。

出てから改めて記事にします。



どなたかのブログで

「排水を溜めてその排水で食べカスなどを

落としてから洗う」

とあったので

それを実行しています。

普通の水に漬けるよりも

汚れがよく落ちます。

そうすると

ほぼ「お急ぎコース」だけで洗えます。


お急ぎコースはあまり温度は高くないので

プラのタッパーなども入れてます。


あと

様子を見て

コンロの五徳なども一緒に洗います。

苦手な掃除がやりやすくなりました。


うちのシンクは


全長 210センチ


流し 75センチ

コンロ 60センチ

もともとの作業スペース 50センチ

(流しに網を乗せて広げてあるのでもう少しだけ広い)


割とコンパクトなシンクです。


どこかで滞りができると

ご飯を作るのに支障がでるため

「できない」ことへの罪悪感がデカくて

それだけでも

疲れを増幅する要因になっていました。


また

流しの幅が広く浅いので

下の食器にぶつけないようにゆすぐのが

わたしにとっては難しく

疲れが大きくなる原因になっていました。




人によっては

うちの食洗機は

手がかかってあまり楽にならない

と評するんでしょうが


わたしにとっては

苦手で疲れを増幅するものが

取り払われて

とてもよい買い物でした。