レギンスできました〜☆




青いのは昨日縫い上げた

旦那さんのTシャツです。

アイロンをかけてから渡すつもりが

なんだかもう気力が残ってないっす…

なので

このまま洗濯機へポイッして

水で消えるチャコペンを消してから

他の洗濯物と一緒に

押し入れクローゼットに放り込む

ことにする。


このTシャツから発展した

袖ぐりの記事をせっせと書いてますが

なかなか更新にいたらず。

縫った順番に書いていくのが

(書いてるわたしが)

混乱しないんだけどなぁ。えー





さて、今日のこの記事で書くのは
クライ・ムキさんのレギンス。

本は絶版ですが
型紙はここで買えます。


オリジナル型紙はLLで股下65

現代っ子には補正が必要。



今回のわたしの補正のやり方を

ざっと解説するよ〜。




めくれる足元は100均の文鎮で押さえてみた。




足元に見えてる諸々は

目をつむってくださいませ💦💦



レギンス型紙は基本的にはこの形では

ないかと思います。



クライムキさんのこの型紙は

曲線でできているのが特徴ではないかと

思います。

そして、この曲線の凸凹がどうも

片方が脚の外側のライン

まあ片方が脚の内側のライン

に合わせて凸凹しているみたいなんですね。


でもね、この型紙は

前後2枚を縫い合わせて形をつくるもの

ではないの。

どちらの線も、内股で縫い合わせるのに

どうして?

と思うよね。



これ、片方の線で

2枚分の凸凹を作っているの。


そして




伸びない布帛でこの操作をすると

ゆとり量を追加する必要がでてくるけど

ニット生地だから。

伸びるからね。

幅というか、面積というかを確保できたら

ストレスなく体を包んでくれます。


2枚で作る凸凹を

一枚で作っているので

凸凹の程度は本人の脚より激しいです。


そして

この違う凸凹を縫い合わせられるよう

長さは揃えてある、というのが

神業よねぇ✨


器用な人ならば

ここまでの説明を見て

なんとなく型紙を作れるのかも

しれませんが、


この凸凹を新たにオリジナルで描くとなると

長さを合わせるのが蟻地獄のように

終わらなくなるかもしれないから


凸と凹の位置を

だいたいでよいので合わせるだけでも

けっこう履き心地はよくなるよ。



1. これは1センチの縫い代つき型紙なので

1センチ内側にできあがり線をひきます。


2. 裾の真ん中から垂直な線をひきます。

内股線を基準に

ウエスト、お股の位置に

印をつけます。

別の紙に長い線をひき、

自分の寸法から

ウエスト、お股、裾の位置に

印をつけます。


3. ここから凸と凹の位置を

だいたいでよいので合わせる作業をします。


オリジナル型紙の上で

最初にひいた中心線からの距離をはかって

出っぱっているところ

ひっこんでいるところ

それぞれ中心線へむけて

垂直な線をひきます。


自分の丈を書き込んだ紙を

自分のウエストにあわせて

屈んだときにずり落ちないよう

直線がゆがまないよう

上から順番に押さえながら

だいたいの凸凹位置をメモします。

折り目つけたりとかね。

竹の細いサシだと角をクイッと押しつけると

割とわかりやすい跡がつくよ。


ニットなのでだいたいで大丈夫。


4. 目安線をあわせて

オリジナル型紙の凸凹の幅を

もう一枚の紙に写していきます。

位置の目安になるのが片方だけでも

その位置の左右両側の幅を写すよ。


5. 目安位置の間に等間隔に目安線を入れて

それぞれの位置の左右の幅を

写します。


6. なめらかにつなげます。


7. もしも幅を足したいならば

裾の真ん中から垂直な線で切り離し

間に同じ幅で広がるように紙を貼ります。

ウエストラインを直線でひきなおします。




「ちょっと」どころの作業ではないけれど

これ、ホントに履き心地がよいのよ。

頑張る価値はあると思った。