『黄昏の王国』✩.*˚海の近くの遊園地✩.*˚ | step and go☆嵐が大好き✩.*˚羽生結弦くん応援!

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現在は主に、羽生くんの事、嵐さんの空想のお話を掲載しております。
(過去の嵐さんの空想のお話は、『Angelique』を再掲中です。他のお話については検討中です。申し訳ありませんが、ご容赦くださいませ)


『コミックマーケット』って言葉、知っていますか?

夏と冬に東京都のビックサイトで開催されている、世界最大規模の同人誌即売会の事です。

この時期テレビでもんの凄い行列が放映されてるのを見掛けた事はありませんか?アレです。
コスプレイヤーさんや、ゲームや漫画やアニメの同人誌が代表的な感じですけど、

こんな本を出してるサークルさんとか⤵


まるで駅の窓口みたいなブースで見た目から楽しいサークルさんもあったりして⤵


好き!をとことん追求したニッチなエッセンスがぎゅっと濃縮された本には、私も前々からちょっと興味がありつつも……。

あの行列の中の一員になって、直射日光の照り付ける中、或いは厳冬の海風の吹きすさぶ中、何時間も並べる自信はなく……未だ行ったことはないのです。。



感染症のため、今年の夏のコミケは3年ぶり、そして100回目の記念の回だそうで、
『ハチミツとクローバー』『三月のライオン』を描かれている羽海野チカ先生が、なんと23年振りに同人誌を発行されるとの事で!




たまたま、新作ゲームを購入する為にチケットを取っていた現地に向かう息子に、「凄く並ばなくちゃいけないと思うから、体調とかが大丈夫だったらで良いから買ってきて」と頼みました。



息子が購入する時は、まだ一人2冊まで買えたそうで、保存用にする…?などと欲と少々葛藤しましたが、

自分が読んで楽しみたいだけなので、1冊でお願いしました。



(こんな風に、人気のあるサークルさんは外に待機列が作られているそうです。)


息子は目当ての物だけ購入すると、他のサークルやらコスプレやらには目もくれずサッサと帰ってきてしまうタイプなので、お昼すぎには家に戻っていて、

私はとりあえず息子の好きなケーキ屋さんにありがとうのケーキを買いに走って- ̗̀ 🍰 ̖́-戻ってから羽海野先生のツイートを眺めていました。

すると、2時半過ぎくらいに、




ラストワン!!次いで、



完売とのお写真が✨️🌈🧚‍♀️🌳👏



『あと1冊です!』のお写真を拝見して☝️

購入を見送った1冊が、現地で汗をかいて並ばれていたどなたかの手に渡られたのだと想像して、とても嬉しくなりました- ̗̀ 𖤐 ̖́-


事前の準備から、先生やスタッフの皆さま、コミケ主催者の皆さま、マナーを守って台風の中、或いは炎天下に長時間並ばれた現地の皆さま、息子も、本当にお疲れ様でした* :•*∴:♡.•♬✧





そしてこちらが、羽海野チカ先生の御本『黄昏の王国』


FGOというゲームのキャラクター『オベロン』のデザインをする際のアイデアスケッチを一冊にまとめた本だそうです。


昨夜は開封せずに本棚に立てて拝み奉りまして、今日、開封してじっくりと拝見しました!美しい装丁。紙の手触りってやっぱり良いなぁ。

そして、



『荒削りな水晶みたい…』


というのがページをめくって第一の感想。

この本は、鉛筆で書かれたものをスキャンして、iPadのProcreateで手直しされたものだそうです。

普段読んでいるコミックスは綺麗にペン入れされているので、羽海野先生の思考の痕跡が、掠れた筆跡にまだ生々しく残っているような気がしました。


キャラクター『オベロン』については、設定の箇条書きの情報のみだったそうで、どんなオベロンにしたらよいか、第1、第2、第3の繋がりをどうするのか等、スケッチブック3冊以上に、『何かがわかるまで』と沢山のオベロンさんを描かれたそうです。

この本に掲載されているのはそのほんの一部で、ラフスケッチとはいえ磨けばキラキラ光るであろう水晶の原石たちのよう。とてもとても魅力的でした。

ただ、中盤あたりから、表情や立ち姿に魂が宿った!と確実に見て取れるページがあって、『オベロン』を掴まれた後のエネルギーたるや、何度も勢い磨き込まれ。その末の美しい透明度と煌めきに、ゾッとするような気迫すら感じてまさに命懸けのプロの仕事を感じました。

一言でいうと、宝石箱のような愛らしい本です。

大事に仕舞いこむのでは無く、一日のうちに何度も何度も開いてその世界にうっとりして、満足したらパタンと閉じて。
まるでお気に入りの絵本を何度もひらく、子どもみたいに。
これからの時間を一緒に、大切にしてゆきたいなと思いました゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*🧚‍♀️



 


ハチミツとクローバーの実写映画は、

翔くんが竹本くん役で出演していましたね!

羽海野先生のレポート。




下の絵は、当時の新聞掲載と『嵐を旅する展覧会』にも展示されていました。




映画公開当時の翔ちゃん。23、4歳くらいですかね~

懐かしく思い出しました✨️