【再掲】ヴンダーカンマーへようこそ☆全5話☆Only_you☆プレーリードッグな櫻葉♡35 | step and go☆嵐といっしょ☆⋆。°‧★

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ありがとうございます☆
こちらのお部屋では、
嵐の空想のお話や、五人への愛、羽生結弦さんごとや、ミュージアム・クラシック・おいしいおやつや日常ごとなど綴っています。
現在、限定にしまっていたお話を、徐々に全員公開に戻していっています。


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「これは...ちょうちょ?石の中に...?」

「えぇ。」


「この子は一番綺麗な瞬間のままに。未来永劫 変わること無く、ね」

「......」


「こちらは、骨格標本ですよ。」


「サルや中型動物の小さな頭骨です。

...この子達の臓器や、宿していた胎児もホルマリン漬けにして置いてあるんですよ。

特別に、お見せ致しましょうか」

とんでもないです!って後ずさって、

「わ、ごめんなさい!」

誰かにぶつかって、そのまま抱き留められた。
あれ?このお店の中にオレの他にお客さんいたっけ?

「すみません、、」

顔を上げ、その人を見て

「うわっ?!」

びっくりして声が出てしまう

オレよりもう少し背が高くて大きな、人形?
笑顔のまま止まった表情と、カタカタと音を立て動く身体

「それは、機械仕掛けの自動人形。オートマタと呼んでいる物です。
15世紀のフランスで作られて、サーカスなどで活躍していたようですよ。
確か、アルルカンって名だったかな。…怖いですか?」


恐いっていうか...ちょっと気分が...

「あ、ご気分が悪いんですね。
...こちらに。どうぞ、お掛け下さい」

「...すみません」

あれ、今、気分が悪いって口にしたっけ?
よっぽど酷い顔色だったのかな...

せっかく案内してくれてたのに、申し訳なかったな...。

「いえ、良いんですよ。

...すみません、襟元、少し開けますね」

「は...あの、自分で」

「大丈夫」

シャツのボタンを途中まで外されて、胸元を大きく広げられた

「え、あの」

ちょっと恥ずかしいかも。

そうしたら、柔らかなひんやりとした指が、
オレの頬を包み込んだ。

冷たさがちょっとだけ気持ち良い

「ふふっ気持ち良い?」

「うん...」

素直に応えていた

「...もっと気持ち良くして差し上げますね。

あなたはいつも、どういう風にされてるの?」

いつもって...翔ちゃんに?

「そう、『しょうちゃん』に」

「え!?あの!」

待って、オレ、口に出してない!
怖くなって思わず身を引いた。

「あなたは...一体...。
あの、このお店の店主さんなんですよね?」

「いえいえ、滅相もない。私はあるじの被食者。ただのエサです。

あなたみたいな、綺麗な宝石をお持ちの方を、この店に引き込む為だけに生かされている」

「あの...エサって...それにオレ、宝石なんて...」


混乱してる隙にクイって指先で顎を上げられて目が合って
合ったと思ったら、タブレットみたいな、小さくて透明な何かをポイッとくちに入れられた。

「?」

ミントみたい?反射的に舐めてしまう。

人差し指でオレの唇を押さえてくるから、そのまま舌の上で溶かしてしまった。

「大丈夫、ちょっとしたお薬ですよ。
...さ、続きをしましょう...

あなたは、『しょうちゃん』になんて呼ばれてるの?」


翔ちゃんに?

「...えと、雅紀って」

「まさき、ですか。

『まさき、目を閉じて』」

しょーちゃん...?

「そう、いい子だね。そのまま...」

唇に触れていた指の感触が
顎に下がって首を通って
胸元にツツーッと降りてゆく

冷たい感触にゾクッとする

しょーちゃん...怖い

「大丈夫、
『まさき、怖くないよ。
いつもみたいに、俺の指を感じて』」

「しょーちゃん」

「『気持ち良い?』」

「うん...気持ち良い...」

「ふふ.....『良いよ、まさき。もっと気持ち良くなって

...このまま...何も考えず、すべて俺に委ねて』」

「しょーちゃ...?しょーちゃん

ん、あ...しょー...ちゃ...」


・・・・・・・・・