The Early Years Box Set | とりたちのこえをきく

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気が向いたときに更新。

自分用メモと感想置き場です。The Byrdsとか好きです。

Early Years/Gram Parsons
¥6,303
Amazon.co.jp

グラム!グラム!グラムの若い声だよ!!!
みんなだいすきグラム・パーソンズの、若いとき中心の音源を集めた2011年(2010年)作品。
詳しくは分からないけど作るの大分難航していた模様で、予約開始からボックスセット内容揃うまでに数年かかった。ちなみに自分のところには、三回に分けて届いたよ。(まずDVD以外が最初に届き、次にDVD、最後に予約特典のTシャツ)シエラレコードさんお疲れ様!本当に良かった。


しっかりとした化粧箱に収まっているのは、CD2枚とDVD1枚とLP1枚、ポスター等が数枚にブックレット2冊という豪華さ。
内容も貴重だし、持ってると嬉しいアイテムですね。ちなみにでかいよ!!!


限定品(確か500セットだかそこら)なので普通の店では買えないのかなと思ったら、いつの間にかアマゾン等でも取り扱っていたので驚いた。
今後GP大ブームが来ようものなら(来るかな…)手に入らなくなりそうなので、気になってる人は買っといたほうがいいかもね。


内容は以下で触れるけれど、やっぱりまだカントリーに目覚める前なので、地味なフォーク中心。
カントリー・ロックを期待する人にはお薦めしない。
そしてなるべく正しい情報を書くように努めますが、英語苦手なんで間違ってる可能性もありますのでごめんね。ご了承ください。


 セット内容
●CD(1979年LP収録分+未発表分)
●CD(インタビュー)
●LP(1979年The Early Years Volume1の復刻盤)
●ポスター(麗しいグラムさん)
●ファミリーツリー(グラム&エミルー)
●ファミリーツリー(グリーバス・エンジェル)
●ブックレット(1979年LPについていたものの復刻版)
●ブックレット(未発表写真だらけ!)

 予約特典(多分)
●Tシャツ
●Mini CD





【CD Disc1】

Gram Parsons & The Shilos - The Early Years, Volume 1
01. I May Be Right - Dick Weissman
02. Big Country - Gram Parsons
03. Zah's Blues - Gram Parsons
04. Mary Don't You Weep - Dennis Hupp
05. Bells of Rhymney - I.D.Ris David / Pete Seeger
06. Goin' Away, Don't You Want Go - Pat Sullivan
07. They Still Go Down - Dick Weissman
08. On My Journey Home - C. Rakestraw
09. Surfinanny - Gram Parsons
10. Oh, Didn't They Crucify My Lord - F. Cadaver

Gram Parsons - The Early Years, Volme 2
(Unreleased Solo Performance):
11. The GreatSilke - Arr. B. Smith
12. Race With the Wind - Gram Parsons
13. The Rains Come Down - Gram Parsons
14. Hand Within the Glove - Gram Parsons
15. Rolling Stone - Gram Parsons
16. Darkest Years - Gram Parsons
17. That Kind Of Livin' - Gram Parsons
18. A River Is made Out Of Raindrops - Gram Parsons

Gram Parsons & The Like
19. Just Can't Take It Any More - Gram Parsons
20. November Nights - Gram Parsons

Brandon deWilde w/Gram Parsons & The Like
21. Together Again - Buck Owens

Brandon deWilde & Gram Parsons
22. Do Right Woman - Dan Penn & Chips Moman
23. Hickory Wind (plus a 30 second hidden track) - Gram Parsons / Bob Buchanan


なんと言ってもこのボックスの目玉だよね!!!グラム・パーソンズのアーリーイヤーをたっぷり堪能できます。

01~10は1979年LPに収録されてたものと同じ。
Another Side Of This Life は完全ソロの弾き語りだったけれど、こちらはバンド形式の演奏なので、比較しながら聴くのも一興。
健全なフォークバンドといった感じの音が、なんだか微笑ましいねぇ。アコースティックギター・ベース・バンジョーといった楽器編成。

11~18は、それの続編として出す予定だったもの?かな?
グラムのオリジナル曲がたくさんで嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい!
ソロの弾き語り。全体的に地味だけど、18はAnother~に収録されていた、Wheel Of Fortuneのような素朴な優しさを感じさせる曲で好きだなぁ。

19~23は学生時代に組んでいたバンドのもの及び、ブランドン・デ・ワイルド!との収録。
ところでブランドンはカントリーシンガーなの?俳優だと思ってた。
23はややカントリーだけれど、まだ荒削り。



【CD Disc2】

Big Mouth Blues : A Conversation with Gram Parsons
Audio Tape Interview with Chuck Cassell-72 minutes


ひたすらグラムが、寝起きのような声でぼそぼそ70分ほど話しているインタビューCD。内容については、英語得意な人お願いしまーす(^-^)/1972年のものらしいので、ソロ活動についての展望とかじゃないでしょうか。
インタビュー中に電話鳴ってたりして何だろ、自宅なのかな?
ちなみに2002年に、このCDだけ単独で発売されているようだ。



【DVD】

Gram Parsons & The Fallen Angels Live DVD

01. Big Mouth Blues
02. New Soft Shoe
03. Streets Of Baltimore
04. Six Days On The Road
05. Hot Burrito #1 (boonus clip)


VHSで発売されたものの、初DVD化。1973年ライブ。
画質は白黒であまり良くない、昔の監視カメラのような…は言い過ぎかな、顔はまぁ判別できる程度だけど期待しないで見よう。
音は画像とは違い、概ねクリア。歌も演奏もしっかりしていて、みんな調子良さそう。
フォールン・エンジェルスのライブ映像はあまり見たことなかったので、楽しめた。
グラムは落ち着いた様子でこなしてたんだなぁ…。エミルー・ハリスの動きがセクシー。

05はブリトウズ時代の映像で、ブートにて見たことがあったけれど、それよりも格段に画質がきれい!素晴らしい!(ちなみにクリス・エスリッジとマイケル・クラークが楽器を交換して、適当に弾いてるという映像ね)
どうせならChristine's Tuneの綺麗なやつも収録してほしかったなぁ。



【LP】

Gram Parsons & The Shilos - The Early Years, Volume1
180gram pure virgin vinyl LP "Picture Disc"


1979年に発売されたLPの復刻盤。
両面にそれぞれ、若き日のグラムとメーカーロゴがプリントされたディスク。
うちにはLP再生できる機械がないので音質は不明。ちなみにモノラルだそうな。
収録内容はCD Disc1の01~10と同じ。
クリアケースに入ってるよ。



【Posters】

その1 "Gram Parsons At The Chateau Marmont" 1969

レコードジャケサイズ×6くらいの大きさ。インチで言うと24" x 36"。


その2 "Gram and Emmylou" Family Tree
その3 "Grevious Agel" Family Tree

両方とも18"x 24"サイズだよ、とメーカーサイトに書いてあったけどね、明らかにグラム&エミルーの方が一回り大きい。(ちなみにこちらだけ、ベージュ色の紙に印刷されている)



【Booklets】

その1 Gram Parsons - The Early Years (circa 1979)

LPサイズでフルカラー12ページ。1979年LPについていたやつの復刻版。
いろいろな写真や、自筆の手紙なんかも載っていたりする。


その2 Gram Parsons At Harvard - Fall 1965 (circa 2010)

これはすごい!A4っぽいサイズでモノクロ24ページ。ハーバード大学在学時の、貴重なお写真がたくさん載ったマニア大喜びの品ですね。よくこんな写真が今更出てきたな…素晴らしい、素晴らしいよ…。
そしてハーバードの同級生だった人が、解説を書いているようだ。ごめんほぼ読んでない。
後ろの方には、このボックスに収録されている曲等のクレジットも載っている。


おまけ


【T-Shirt】

白い生地に、ボックスと同じ写真がどーんとプリントされたシャツ。
サイズ合わないし着ないなぁ…大事にしまっておこう。



【The Early Years Mini CD】

01. Another Side To This Life - Fred Neil
02. Maco Light - Gram Parsons
03. Run Little Boy, Run - Gram Parsons
04. Big Country (solo-alternate take) - Gram Parsons
05. 1000 Dollar Wedding - Gram Parsons
06. Hot burrito #1 - Gram Parsons / Ghris Ethridge


01~04はソロで弾き語り、1965年ニューヨークで収録のもの。
オリジナル曲を聴けたので大満足。02好きだなぁ。
05、06は1970年収録。バックの演奏は普通に考えてブリトウズだろうけれど、クレジットが無いのでよく分かりません。


2012.6.30追記

上記のMini CDが来月、単体で発売されるようです。やったね!収録曲が一致するので、多分同じものです。わたしは買わない。

Early Years Mini CD/Gram Parsons
¥661
Amazon.co.jp