毎年、正月明けに、小旅行をすると決めていたが、今年は、延期と相なった。
タヌキがきれいな海を見たいと要望を出した。
マチダ家から高速道路を使って、3時間半~4時間ほどの所に、ウバツーバ(UBATUBA)という綺麗な海岸の街があると伯は、言っている。
が、ブラジルは、今は夏。
海に行く人がたくさんで、何十キロと続く交通渋滞ができてしまうし、現地へ行っても、人人人・・・・
だから、ブラジルの冬…6月ごろの人が少なくなったころに行くことになった。
ブラジルのこと、冬でも、海水浴の客は、いるようです。
そこで、海水浴をするわけではありません。
海辺の街で、魚市場があり、タヌキの好きな烏賊、蛸、貝なども新鮮なものが安く売られているとのこと。
そんなんを海岸で焼いて食べたり・・・・・・もちろん、冷え冷えセルベージャ付きで・・・・・
いい気分で、海岸のビーチパラソルの下で、ベッドに横たわり、タヌキ寝入り・・・・
たまには、腰当たりまで、海に入って、少しだけ、泳いでみるとか・・・・・・
若い綺麗な人の水着姿に鼻を長くしたり・・・・・(まだ、若いですぞ!)
泳ぎのこと・・・・またまた、少し、威張ってみます。
中学2年生の時の校内の水泳大会。
50メートルの自由形の種目。
タヌキは、クロールがへたくそで、自由形の種目で、ブレストだけで泳いだ。
他のタヌキは、皆、クロール。
ところが、ブレストの浜っ子タヌキが1着だったんです。
表彰状!!!
高校1年生の時の2泊3日の臨海学校・・・・・知多半島の河和の海岸。
3日目・・・最終日の遠泳。
遠泳と言っても、足がつくくらいの深さのところに、200メートルくらい離れていたのかなあ・・・・・2艘の船を浮かべ、その2艘の船の周りをぐるぐると、何度も泳ぎながら回る。
もう、泳げないと思ったら、浅い所に行き、泳ぎをやめる・・・・・
浜っ子タヌキ・・・・・順調に、スイスイと・・・・
制限時間が来た時に、まだ、泳いでいたのは、同じ高浜の幼馴染K君と浜っ子タヌキだけ・・・・・・
表彰状!!!
そんな若いころの力は、もう、ない。
綺麗な水に触れながら、人生のひと時、ゆったりと・・・・・
でも、6月は、結構、忙しい。
綺麗なウバツーバの海岸は、ポンコツタヌキを待っていてくれるだろうか・・・・
おふくろの腹の中、こんな綺麗な海だったんです。
タヌキは、この果てしない綺麗な海から、生まれたんです!