風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)第790段 旅行の延期 | 風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)

風よ伝えて(爺さんのブラジル移住)

愛知県高浜市出身の67歳の爺さんがブラジルに移住。
如何なる生き方をするや?

 毎年、正月明けに、小旅行をすると決めていたが、今年は、延期と相なった。

 

 タヌキがきれいな海を見たいと要望を出した。

  マチダ家から高速道路を使って、3時間半~4時間ほどの所に、ウバツーバ(UBATUBA)という綺麗な海岸の街があると伯は、言っている。

 が、ブラジルは、今は夏。

 海に行く人がたくさんで、何十キロと続く交通渋滞ができてしまうし、現地へ行っても、人人人・・・・

 だから、ブラジルの冬…6月ごろの人が少なくなったころに行くことになった。

 ブラジルのこと、冬でも、海水浴の客は、いるようです。

 そこで、海水浴をするわけではありません。

 海辺の街で、魚市場があり、タヌキの好きな烏賊、蛸、貝なども新鮮なものが安く売られているとのこと。

 そんなんを海岸で焼いて食べたり・・・・・・もちろん、冷え冷えセルベージャ付きで・・・・・

 いい気分で、海岸のビーチパラソルの下で、ベッドに横たわり、タヌキ寝入り・・・・

 たまには、腰当たりまで、海に入って、少しだけ、泳いでみるとか・・・・・・

 若い綺麗な人の水着姿に鼻を長くしたり・・・・・(まだ、若いですぞ!)

 

 泳ぎのこと・・・・またまた、少し、威張ってみます。

 中学2年生の時の校内の水泳大会。

 50メートルの自由形の種目。

 タヌキは、クロールがへたくそで、自由形の種目で、ブレストだけで泳いだ。

 他のタヌキは、皆、クロール。 

 ところが、ブレストの浜っ子タヌキが1着だったんです。

 表彰状!!!

 

 高校1年生の時の2泊3日の臨海学校・・・・・知多半島の河和の海岸。

 3日目・・・最終日の遠泳。

 遠泳と言っても、足がつくくらいの深さのところに、200メートルくらい離れていたのかなあ・・・・・2艘の船を浮かべ、その2艘の船の周りをぐるぐると、何度も泳ぎながら回る。

 もう、泳げないと思ったら、浅い所に行き、泳ぎをやめる・・・・・

 浜っ子タヌキ・・・・・順調に、スイスイと・・・・

 制限時間が来た時に、まだ、泳いでいたのは、同じ高浜の幼馴染K君と浜っ子タヌキだけ・・・・・・

 表彰状!!!

 

 そんな若いころの力は、もう、ない。

 綺麗な水に触れながら、人生のひと時、ゆったりと・・・・・

 

 でも、6月は、結構、忙しい。

 綺麗なウバツーバの海岸は、ポンコツタヌキを待っていてくれるだろうか・・・・

 

 

 

 

 おふくろの腹の中、こんな綺麗な海だったんです。

 タヌキは、この果てしない綺麗な海から、生まれたんです!