本日のメインレースは京都では「日経新春杯」と中山では「京成杯」だった。
「日経新春杯」もハンデキャップ競争となって30年以上経ったのでJRAで3つ(日経新春杯、目黒記念、アルゼンチン共和国杯)しかないGⅡ重賞の新春恒例の重賞になっているが、かつては別定戦で66.5kgを背負って出走したテンポイントの悲劇も競馬史に刻まれているレースである。ハンデ戦は特別戦では度々ある。直線で団子になってゴール前に殺到するシーンはハンデ戦ならではあるが軽ハンデの馬が勝つことは滅多に無くて重いハンデを背負った馬が実力通り勝つ方が多い印象がある。それでも重賞それもGⅡともなると難しいレースである。いろんな新聞や番組を視ても本命◎が2つついている馬がいなかった。結果は1番人気のゲルチュタールが1着になったが2着は11人気、3着が9番人気、4着12番人気、5着13番人気となった。重賞だけに売上金額が多いので、この入着でもびっくりするような高配当ではなかったが、やっぱりハンデ戦はたやすくはなかった。
もう1つの重賞「京成杯」は明け3歳のクラシックに向かう馬を占う重賞の1つなのだが、かつては2歳夏デビューして2歳オープンや2歳重賞を経てきた馬と秋競馬デビューした2勝馬の初めての戦いだったが、最近はなるべく出走数を減らしてクラシックに行く傾向になったことでほとんど1勝馬のレースである。今年も15頭中2勝馬は2頭だけで新馬戦のように血統と新馬戦や未勝利戦の勝ち方で判断しなければならない。今年は4戦以上経験した馬は5頭いたが人気は高くなく14番人気のステラスペースが5着に入ったのが最上位で勝ったのは1勝馬のグリーンエナジーだった。
今後のクラシックレース戦線も混沌としているということがいわれている。昨年のダービー馬クロワデュノールは新馬戦からホープフルステークスから皐月賞、日本ダービーというローテーションだった。さすがにホープフルから皐月賞の間にもう1戦という報道やSNSでの論調の盛り上がりがあった。残念ながら皐月賞は2着に敗れたがダービー馬の栄冠に輝いた。平成から令和、レースに出走させて強くしていく戦い方から外厩舎で調教を積んでレースに出走させずに馬を消耗させずに強くしていく方法に移っていっているようだ。
これから牡馬牝馬クラシックにつながるレースが開催されていくが、出走数の少ない馬のレースになることが予想される。単純にクラシックを占う目線で観るのであれば楽しいレースだらけだが、各レース馬券が売られて買う立場にはなんとも悩ましいレースが続くことになる。

