5月23日の新潟7レースの未勝利戦は芝2,400m戦だった。新潟の芝では直線1,000が有名でその他では1,200m、1,800mのレースが多いイメージだったで2,000m、1,600m、1,400mもある感覚だったが、2,400mのクラシックディスタンスが新潟競馬場で施行出来るとは思っていなかった。ただ、2026年第1回新潟競馬の番組表を見直してみると、現地で観戦した5月10日の9レースの荒川峡特別が2,400mで施行されていたのだが、初めての新潟競馬場で浮かれていて全く気づかなかった。



明日のオークス、来週の日本ダービーは芝2,400mである。これは競馬発祥の英国に倣って昭和初期からのレースでG Iではジャパンカップもある。東京競馬場以外でも京都、阪神、新潟で施行されている。日本ダービー、ジャパンカップ、オークスというG Iの中でもトップクラスのレースである。

現在世界の競馬界の賞金という面でリードしているにはアメリカ、ドバイ、サウジアラビアと日本で、イギリスやフランスなどのヨーロッパ競馬は名誉はともかく賞金ではアメリカや中東競馬にははるかに及ばない状況である。



競馬は当たり前だが賞金の高いレースに勝てる馬を生産していく。世界の賞金に高いレースはダート競馬である。日本の競馬は今のところ国内だけで3兆5千億の市場で賞金も高いが中東のレースの賞金と比べれば1桁違う。日本の競馬生産界もダート適性がある馬をメインに生産を目指していく方向に向かっていく未来も想像できる。



数十年後には英国ダービーや凱旋門賞も賞金が少ないローカル重賞になっているかもしれない。日本の競馬界もアメリカやドバイのダート戦線に舵を切って、ダート血統の種牡馬が席捲して日本ダービーやジャパンカップが寂しいG Iになっている未来を観ることになるかもしれない。