「家でゴロゴロ出来ない病」に罹ってしまって、今日もあてもなく家を出た。
13号線を上って新庄に行っても今のところ行きたくなる所を見つけられていないので、13号線を横手方面に下る一択になっているのだが、今日も普通に横手に出るのがどうにも嫌で、湯沢横手道路の側道を走って横手に出た。横手で遅い朝飯を喰って107号線を東進して北上に行った。横川目で右折して奥羽山脈西側の道を走ることにした。
岩手の奥羽山脈山麓は牧場が並び、秘湯中の秘湯の夏油温泉を始め山形と同じ名前の瀬見温泉など数キロおきに温泉♨️も多い。道もアップダウンも少なくて急カーブも無いなだらかで走りやすい。この時期は途中のダム湖の水没林も観られて景色のいいドライブが出来る。予定では胆沢に出て左に曲がって平泉に行くのもいいかなと思ったが、家を出る時間が遅かったので国道397号から東成瀬に出て小安峡を経て家に戻ることにした。この道も小さな温泉があって、綺麗な日帰り温泉があったりした。
もうすぐ県境というところまで行ったらゲートが閉まっている。5月18日には397号線は春になっていなかった。仕方がないので引き返して迂回したが、この道もダム湖沿いの景色のいい道で走り甲斐のある道だった。たどり着いたのは342号線の丁字路、秋田県に戻るには右折して須川高原温泉に行くしかないが、この道何度も走っていてなかなかの難路である。ずっと上りで道が広くなったり狭くなったり、上りのヘアピン、急カーブが続く道である。下りの車はスピードを落として走るべきなのだが、傾斜をノーアクセルノーブレーキで走ってくる。気をつけながら須川高原温泉にたどり着いた。
せっかくなので、温泉に入っていくことにした。時間は15時30分過ぎでまだまだ陽が高いのでデカい内風呂じゃ無くて露天風呂を選んだ。入浴料は900円、券売機で買って無人のフロントにある箱にチケットを入れて露天風呂に入った。基本須川温泉の湯は白濁しているのだが、いろんな条件で濁ったり透明だったりするが今日は透明な湯だった。
なんと数十人余裕で入れる露天風呂に誰もいなくて1人だけだった。誰もいないことをいいことにプールみたいに歩いたり、泳いだりした。だっだ広い露天風呂で色々やってみたがやることが無くなったし、気温も高かったのもあって900円分浸かろうかと思ったが、限界になった。玉川温泉ほどではないが、須川温泉もなかなかの強酸性ph2.2の温泉である。目に見える傷が無いのに右足の甲がピリピリする。
温泉出てしっかり拭いたが、外に出ても汗が止まらない。そう思えば今日は全国的に高気温で横手市が29℃の予報が出ていた。車に乗って温度計を見ると25℃!ここは標高1,000m以上で以前きた時には10℃ぐらい涼しくて、2枚では寒かったのだがもう1,092mでは避暑出来なくなってしまったのかもしれない。
須川高原温泉は秋田側からなだらかな道で上って、岩手側の急な道を下るのが順路と思うが、比較的行きやすい湯沢に住んでいるのに何故か秋田側から上ってなくて、岩手側の急カーブから上ってばっかりである。
大露天風呂に入ってふと思ったのだが、大露天風呂のフロントの部屋をよく見たら人が常駐しているようには見えない。1分間に6,000リットル噴出する須川高原温泉では900円払ってくれればラッキーで性善説か900円払わないで温泉入る人がいても大勢に影響が無いと思っているのかもしれない。
須川高原温泉は家から90分ぐらいで難路を走ることなく着く日本有数の温泉である。何故か岩手からの厳しい道から行くことが多かったが、湯沢からゆっくり上って度々行ってみようか。


