マーチステークス(GⅢ)中山ダート1,800mハンデ戦。ここのところ高松宮記念の同日開催がすっかり定着している。
個人的な感想だが、東京、中山、京都、阪神で開催される重賞の中で最もマイナーな印象がある。高松宮記念の裏開催の上に今のところ地方交流重賞の前哨戦にもなっていない。さらに中山競馬場ダート1,800mというレース、コースレコード1分48秒5は43年間も破られていない。このコースの重賞がマーチステークスしか無いためなのだが、ダートの一線級の実力馬が出走してこないレースである。
もう覚えている人もすっかり少なくなっただろうが、マーチステークスが大注目を浴びた日があった。1996年3月9日第3回マーチステークス、14頭立て14番人気でハンデ50kg鞍上平目孝志のアミサイクロンが逃げ切り1着になった。単勝10,060円馬連88,960円という大波乱でしばらく平目・アミサイクロンは何かとネタになっていた。
アミサイクロンは通算58戦5勝という馬で43線目オープン入りしオープン初戦のマーチステークスで勝って以降、障害転向後も勝利をあげられず9歳まで走り障害3戦目生涯唯一の1番人気になった障害未勝利戦で飛越に失敗し落馬転倒し予後不良となってしまった。平目孝志騎手は通算17年の騎手生活で通算95勝、減量騎手の3年目に24勝を挙げたが以降2桁勝利は3回だけという騎手だった。騎手引退後、調教助手になったが突然命を絶った。何十戦しても惨敗を続けている馬は数え切れない程いる。年間10勝出来ない騎手も70人以上いる中そんな馬と騎手の一瞬の輝き✨単勝万馬券だけでは無い、競馬ファンにはアミサイクロンと平目の栄冠を心から喜んだ末の報道だった。
マーチステークスといえばアミサイクロンと平目孝志はまだまだ輝いている⭐️✨✨
