オレンジ色に黒の字で𠮷野家の文字は食欲を誘う看板である。
大学生になって東京に行った頃、東京の繁華街にあった牛丼屋は𠮷野家と松屋ぐらいだったが、東京ローカルの牛丼太郎やアッシュ•ドウという店もあって当時並盛350円ぐらいだったので3食牛丼なんという日があった。その中でも𠮷野家は唯一無二の旨さである。何度食べても飽きない旨さがある。
すき家の味は𠮷野家をベースにしていると思う。𠮷野家の味を上に乗せるトッピングに負けないよう味を増していった濃さである。
店舗数ではすき家が𠮷野家、松屋を凌駕している。うちの様な田舎にも店舗があるのに対し、𠮷野家は各県の主要市にしか出店していない。そのためすき家を食べる機会が多くなりすき家の味慣れてしまったのかもしれない。
濃い味に慣れると薄めの味が不味くなる。すき家に慣れすぎた舌には、𠮷野家の牛丼が薄味に感じたのだが、𠮷野家の牛丼の味こそ王道の味である。