現在、新車で売られている車は相当な重装備である。各社ほぼ全車に追突安全システムを標準装備にしているのでフロントガラスからステアリングまで厚くなっている。その分後席や荷物スペースが拳1.5個分ぐらい割りをくっている気がする。
初めて日常乗った車の装備はその後買う車に影響を与えるのではないかと思う。これは年齢によるだろう。昭和40年代の車なら走る事だけで徐々に快適装備が次々追加されていった。
就職のため免許を取得したが、入社して最初に与えられた車はタウンエースで次はカローラバンだった。装備はAMラジオとエアコンだけでパワーステアリングやパワーウインドウも装備されていなかった。今でもアクアの商用車ベースグレードではパワーウインドウは無いが、パワーステアリングが無いのには最初本当に苦労した。教習車はさすがにパワステだったので初めて重ステの車をあてがわれて1ヶ月ぐらいは腕が筋肉痛になった。先輩に教えてもらってアクセルを踏みながらなら、さほど力を入れずにステアリングを回せることを体得してからは苦にはならなくなった。
この前貸してもらった代車は貸し出し用なので、購買意欲を高めようとするだろうオプションがフル装備でボタンやスイッチが運転席周りにわけわからないほど、もしかしたらiPhoneのように一生使わないんじゃないかってほどついていた。確かに便利だなと思うものばかりだった。カーナビもステアリングのオーディオ系ボタンや走行データを表示するモニター、非接触のスマホ充電トレーなんて便利だと思うが、いざ自分の車に欲しいかと言われれば要らないかと思う。
重ステでAMラジオとエアコンだけの車から始まった車歴では、それ以外ではパワーステアリングとABSと追突安全システムがあれば充分だと思っている。