ラジオを聴いていたら県外出身のアナウンサーに地元出身のアシスタントが方言の問題を出していました。「『鍵をかける』を県内の方言では何という」?1)いちをかける 2)にをかける 3)さんをかける。

聴いていて、1にいち、2にに、3にさんと音で迷わせる面白い問題と思ったがすぐ正解が解らなかったが、一瞬閃いた✨3)の「さんをかけるだ」!と。分かる人には分かるが、まるでDQ7でエスタード島の遺跡で主人公が古代文字を何故か読めてしまうかのように。鍵をかける、戸締りをするに「さんをかける」を使ったことは無い。父も母も使ってた記憶は無かった。でも、近所の爺さん婆さんが使ってて耳に止めてて脳のどこかに引っかかってたのかのもしれない。

秋田県は結構広い県で日本の都道府県で6番目である。冠婚葬祭や食文化はかなり違いがあるが言葉は極端に違わない。これは現秋田県の大部分を佐竹家が領内にしていたこと、佐竹家領内に散らばっている小大名家が転封されなくて他国の方言が混じらなかったことだと思う。もうひとつ、秋田県で標準語化教育を推進していたせいかもしれない。小学低学年の頃「普段喋っている言葉は使わないで綺麗な言葉を使いましょう」と教えられた記憶がある。その教育のせいか、秋田の50代前半の年代ではサ行の訛りはともかく、かなり標準語に近い言葉を使っている感覚がある。

1年だけではあるが秋田市で浪人生活をしていたことがある。予備校は午前中だけで、昼食は駅間のイトーヨーカドー秋田店の地下の今でいうフードコートを利用することが多かった。中間試験や期末試験の頃は高校生も多く利用していたが、近くで高校生のしゃべっている言葉が耳に入ってくるが驚くような標準語だった。ほぼほぼ訛りも無い、NHKにアナウンサーがしゃべっているかのように会話していた。

佐々木希さんは秋田市生まれと公式プロフィールに載っている。彼女が秋田を語る時に「しったげ」(とても、すごくの意)を多様する。佐々木希さんがTVで使うので秋田県でメジャーな方言と認識されていそうだが、同じ県内でも県南では聞いたことも使ったこともない。ネットでは秋田県中央部の方言だそうだ。

方言を研究する学者によると、祖父祖母世代ではしゃべっていた方言が今では全く使われてないのにその地域を象徴する特徴的な言葉のため、お土産物の手拭いや茶碗に載ってしまうとのことである。

佐々木希さんも秋田県出身を印象させるために使っているのか、お爺ちゃんお婆ちゃんがしゃべっていたので

かもして使うのかもしれないが。