先日、職場の先輩と一緒に受けた研修について話した際に、なかなか思い出せなかった先輩よりはスラスラと内容が出て来て驚きました。
ブログにまとめるから、役に立ってるかも!
以下はネットからの抜粋をまとめましたが、意識してやることは良いことだと思っています。
【忘却とは】
エビングハウスの忘却曲線は、何かを学んでそのままにしておけば、急速に忘却が進むことを示したグラフ。エビングハウスは記憶を最初に研究した人であり、その研究は1885年にさかのぼる。
忘却は、単に時間の経過と共に進むだけでなく、情報が学ばれた方法によっても忘却率が異なる。
意味のない音節を忘れることと、学習者にとって意味のあることを忘れることは、同じことではない。
忘却は、「劣化」および「干渉」という2つの理由で生じる。
「劣化」とは、いったん記憶したことを後から使わないと、時間とともに薄れていくこと。
「干渉」とは、類似の情報が記憶されているときに、それらにアクセスしづらくなること。似たようなことが次々起こると忘れてしまう。
一旦記憶したことは後から使わないと時間とともに 薄れて行く。
劣化を防ぐには、その記憶を後から使ったり、思い出す必要がある。
→日々の些事に忙殺されても、ブログの記事に整理して、たまに見て思い出すのは記憶の作業に有効のようです。
【学習には忘れることが必要】
「記憶」というはたらきは、脳が入力された情報をうけとり(記銘)、それを保ち(保持)、必要に応じて呼び出す(想起)という3ステップからなりたっている。
記憶力がいい人は、好奇心や興味を持つことが上手。
記憶のメカニズムは「生存に関わる情報かどうか」が脳の海馬で判断され、必要なものは長期記憶に残される。 生存に必要ない情報でも繰り返し入ってきた情報は生存に必要な情報だと勘違いをして記憶し、さらに忘れるスピードも遅くさせる。
記憶には想起強度と保存強度が関連している。
想起強度とは、情報を速やかに思い出せる程度のこと。
保存強度とは、その記憶の持続性のこと。
何かを学んだばかりのときはその想起強度が強くすぐ思い出せる。
一方、長いこと記憶に保存され保存強度が強いがすぐには思い出せない。(想起強度が弱い)
保存強度が強い記憶であっても、必ずしも想起強度が強いとは限らない。
学習には、想起強度と保存強度の両方が強いことが望ましく、これを達成するには、長期にわたって何度も記憶にアクセスする(思い出す)必要があり。
すぐ思い出せるうちにその情報をいくら思い出しても、記憶は強化されない。
一方、いったん学んだ情報をすぐに思い出せなくなってからそれを思い出す練習をすれば、その情報が記憶に定着する。
→あ~そんなことがあった!とすっかり忘れてるのが良いのか!ということで、覚え書きをこれからも続けよう。
【記憶力が良い人の特徴】
○好奇心旺盛
色々なことに興味を持つ。
○頭の回転が早い
情報を分類して、共通点を探し出す意識が高い。
○話の聞き方が違う
話をよく聞き、さらに自分の頭で考えることを意識。
自分の意見をもつと脳が刺激されて「考え」や「感情」と一緒に記憶に残りやすくなる。
○新しいことに挑戦する
○集中力がある
「目標設定すること」を意識する。
ただ勉強に時間を費やすだけでは記憶は定着しません。目的意識をもつことで勉強する意味が生まれると「意志」が生まれます。そうすることで、自分の中では「学びたい」に変わります。
学びたくて勉強しているのと、やらなきゃいけないと勉強するのとでは、「記憶力」と「集中力」が変わってくる。
【参照】