主人の仕事に便乗して、私は別行動で、一緒に沖縄行を予定していました。
私の一番の目的は、沖縄で長男の引っ越しの手伝い。７月にはワクワクして飛行機を予約しました。
しかし、残念なことに沖縄の仕事に不採用となり、諦めて、今家に戻りダラダラしています。
がっかりです。
本人は頑張って就活していると言います。
でも実態は、寝転がってスマホでゲームしたり動画を観て、合間に仕事を探してみたり、登録した転職エージェントからの連絡を寝て待っているだけ。
毎日ラルゴの散歩には行ってくれますが。
なかなかうまく行かない焦りもあるかと思います。大学の半分からはやる気も失い、ただ欲望のまま食べて太り続けて、そんなに太ってはいないと開き直り、死んだらそれまでと強がります。
睡眠時無呼吸症候群に違いなく、轟音でいびきをかき、20秒ほど息をしていなく、起きていてもあくびばかりしています。
常に攻撃的で、こんな家はすぐ出てやると息巻いていますが、仕事が決まらないからと出て行く気配はありません。
本当は、賢くて思いやりがあり優しくて陽気で、そしてイケメンで人気者でした。
が、気持ちの弱い人間です。
私も、同じ境遇ならそうなるかもしれない。
でも、大人になったら一人で生きていかないといけない。頑張って、そして楽しまないといけない。その力を持っていることを信じるしかない。
親は、何百回も語りかけ、けんかにもなり、少しは歩み寄っても、解決には未だ至らずです。
本人が気が付くまで、見守るしかないのかと思います。
諦めずに応援し続けるしかない。
子供が挫折して悲しむ親は、自分のせいかなと自分を攻めると思います。また、子供の時にあんなに愛して育てたのにと、残念で仕方ないと思います。
でも、反省点や改善策はあっても、全てが親の責任ではないし、愛情をかけたことは何かの役に立っているはずと信じたいです。
犯罪や自死や引きこもりや病気や…親がちゃんと育てたらそうならなかったということは、全くない。
それなら、その親の子供全てがそうなるはずで、兄弟は全て同じ人生を歩むはず。
偉大な活躍をした立派な方々はひとえに親の育て方がよかっただけでしょうか。
それぞれ違う人生と個性を生まれながらに与えられて、親は水を与えて大切に育てただけです。
自分もそう。皆、大切にされた記憶のもとで大きくなって、一生懸命努力して自分の人生を生きています。
親の出来ることは限られる。
大人になったら、親は子供が頑張れるようにちょっとの手伝いが出来るだけ。それを諦めずにやるだけ。
何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ
君の名前 声が枯れるまで
10000回だめでへとへとになっても、
10001回目は何か変わるかもしれない
