前者後者論とは


前者後者論というのは、人間は脳のOSによって2種類に分けることが出来るというタイプ論。


https://ameblo.jp/mukae-443/entry-12236291606.html


前者後者.com



===========================


前記事の続き。


前者BタイプはPDCAを延々回しているタイプ。

そして周りのこともある程度見えているので、無意識にも段取り組んで、いかにスムーズに回すかに注力します。
(バランス感覚や匙加減、見え方、見えたものへの対処のレベルは個人差あり)


詰まりとか引っ掛かりに気付きやすく、詰まりそうなところへは予め対処。
詰まる前に対処。
時に、そこまでせんでええやろってレベルで動き回る。無自覚におせっかい。

そうなると、感謝どころかウザがられやすいという悲しい状況を招きます。



前記事の最後に書いたコレ↓


===========================


で、何でそんなに動き過ぎてしまうのかと言えば、根っこにあるのは



安心したい

認められたい

気付いて欲しい



なのかもしれません。


===========================


ってヤツ。

この欲求(というか欠乏感)が強いと、B前者は回転に拍車をかけやすんですよね。



私の例をご紹介しますと、私、4年くらい前まで予期不安が強いタイプでですね。

ある種「嫌われても仕方がない」という変な覚悟を持って、B前者的平和維持活動にいそしんでおりました。

例えるならば、転ばぬ先の杖を、頼まれてもないのに大量配布するような。

んで配布した半分くらいは廃棄される感じ。

(廃棄されないヤツも大して喜ばれない)



転ばぬ先の杖を配りまくるのは何故かって言えば、回らなくなるのが怖いから。

理由はないです、ただ怖い。止まるのが怖い。

それと、そうやって何かしらのトラブルが起こった時に、気づかなかった自分を責めてしまう。

もしくは実際、「あんたも気ぃつけといてよ」って周りに言われたりする。それがストレス。

それからもう1つ、そもそもキャパ越え状態で回しているので、誰かがコケて助けてって言われても対応する体力がないから。

んで、助けてって言われて断れない。断ることに罪悪感あるから。

だったら死に物狂いで回し続けた方が楽だったんですよね。



何だろうねー。

すんごい極端な例えで言えば、雨が降っても自分のせい、みたいな感覚。



でもね、結論から言えば、私が何をしなくたって地球は回るんです。



そう言葉で言ったところで多分、不安の強い人や回転速度上げすぎた人は止まれないと思うんですが。

もし、止まれない自分を何とかしたい、と思うなら、長期休暇取るとか、もう私無理って降参して、本当に何もしなくなるか。

せめて、自分の担当以外のお仕事や気働きは「頼まれるまで何もしない」ようにしてみてほしい。

困ったわー(|ω・`)コソ

ってこっちチラ見されてもです。

頼まれるまでやらないで欲しいし、何ならチラ見された瞬間にトイレに立つとかして。

みんなで力合わせてやらなきゃ無理なデカいことなら別ですが、それだって先頭に立たない、旗振らない。

こんな小さいことでも?!っていうことすら放棄して下さい。

それを1年は続けて下さい。

んでもって、求められてから、然るべきタイミングでサラリ、と動いて下さい。

やりすぎないで。



本当に人が求める時に、助けた時。

その時、自分と世界が噛み合った気配を感じます。



しつこいようですけど、これ本当に時間かけてやって下さいね。

すぐ戻るから。



ちなみに、理屈では問題ないはずなのに、付きまとう不安感。

それは心理的なものではなく、固める反射の影響が考えられます。



固める反射とは、お母さんのお腹の中で赤ちゃんが自力で生命を守るためのサバイバルシステムなのですよ。

脳が出来るよりも前に発現するので、脳を介しません。




身体が不安にチューニングされている状態なので、頭で自分に大丈夫大丈夫と言い聞かせても、身体の感覚は不安。

私の場合は、この不安感がB前者の回転に拍車を掛ける一因だったなぁ、と、反射の統合が進んだ今だから思います。




とにかく言いたいことは


その回転は、まず自分のために使いなさいな。

B前者を中心にして起こった渦に、喜んで巻き込まれる人だけ寄って来るから。


てこと。



身体に振り回されず楽に生きられる身体に育てる、反射の統合ワークやってます。