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中学の吹奏楽部に行ってきました
先日、地元中学の吹奏楽部の練習にお邪魔してきました。
前回は去年の春だったかな?
1年ぶりに会った男子は私の背を追い抜いていた。
恐るべし成長期…!
次代の育成、地元貢献(ついでに未来の団員獲得への期待)として、一般の吹奏楽団が中学校の部活に指導に行くことは、わりとあるんです。
とは言え、こっちのメンバーも演奏歴はバラバラ。
大人やのに下手やなとか思われへんやろかーとか、教えるゆーても何するん?とか、何かしてあげたい気持ちはあれど、大人側もドギマギしております。
私も、ちょっと前まで
「私ごときが指導なんて…お恥ずかしい」
みたいな心境だったのですが、それ、やめました。
上級生が下級生に吹き方を教える、それの拡大版だと思い直しました。
例えて言うなら、10歩先のことは無理でも、5〜6歩先のことはシェア出来るんです。
今まで私もいろんな人に教えてもらって今があるので、恩送りだと思って、腹を括りました。
行く先に光が見えたらいい
サックスという花形楽器を手に取ったら、やっぱりカッコいいソロとか吹きたい。
先輩や尊敬するプレイヤーのように、堂々と。
どうしたらカッコよく吹けるか。
タンギングはどうしたら上手くなるか。
どうしたらロングトーンが出来るか。
技術的なところは、言葉で説明はある程度出来るものの、「その感覚」を知らないと本人もやりようがないのですよね。
実際に私も、腹式呼吸が体感として理解出来たのは去年のことでしたし。
一応出来てるつもりだったんですよ(-_-)違ったけど。
顎が小さく発達途上で、舌の位置が下がっていると、タンギングはしんどいと思うし、固める反射でガチガチの身体で息をたっぷり使ってゴージャスな音を出そうとしても、これまたしんどい。
出来なくはないけど、そこに至る身体の使い方とつぎ込む体力が膨大。
なので卒業したら吹奏楽やめちゃうとか、よくあります。
今回質問をくれた中学生には、技術的な説明と、実際に体感してもらえる練習の方法を伝えて、その上で、例えば、ペットボトルに水入れて、ストローでぶくぶくってやってみて、楽しかったら時々やったら良いよ〜と伝えてみたり。
緊張でガチガチな時に、肩を上げてギューっと力を入れてから、すとん、と落とすのをやらせてみたりとか。
それで、本人達も、多少光は見えたようです。
顔が輝いてました。それは嬉しい。
とは言え、顎(口周り)の発達に関わる部分は、口で伝えただけで終わってしまった。
技術面については、ひと通りやらせてみたけど、身につくまでは時間もかかるし、大切なのはこの後の日々なんですよ。
教えたことをどこまで行動に移せるか、もしくは、再現できるかと言えば、今すぐは無理でしょう。
何度もやってみて、楽しいと思えたり、夢中でやれる機会を持てたらいいな。
反射の統合はマストで。
吹奏楽部と反射の統合
吹奏楽部の外部指導者に統合ワーカーが加わって、身体からアプローチ出来たら楽しいやろな。
身体を育てた恩恵は、吹奏楽部での活動だけにとどまらないもの。
一生モノです。
その第一歩が、今年何かしら出来たらいいな、と思います。
ちぃ