前者後者論とは…
人間は認知や意識の違いにより2つに分けられる、と言うタイプ論。
OSなので後からアプリやらアクセサリは追加できるけど、OSそのものはずっと変わらない、といった仕組み・土台の話。
ちなみにウチの母は、前者後者論で言うところの後者です。
脳タイプはブラックホール。
で、娘の私は前者。
脳タイプはB(回転型)。
情報の濁流に呑まれる
1日の仕事が終わり、家路に着く頃。
少しホッとしながら電車に乗り、自宅が近付くにつれ改めて身を引き締めます。
なぜって?
帰ると母のおしゃべりが待ってるから。
無秩序フリースタイル玉入れ形式。
母、82歳。
私との二人暮らしで、足が悪いこともあって外に出ない。
自ずと日中黙ってるせいか、私が帰るとダムの放水くらいしゃべるんです。
時系列とか誰がどこでとか、前提、土台すっ飛ばしの、しっちゃかめっちゃかトーク。
とにかくあらいざらいぶちまける感じです。
母はブラックホールタイプだから、情報処理に関しては
●情報はどこかへ消えてしまう
●欲しい情報は取り出せない
●探してない情報を急に思い出す
のが基本。
つまり情報をグリップ&キープが出来ないのに、私に話したいがためにギリギリまで持ち堪えたものが、私の「ただいまー」で一気に噴出するらしい。
一方、この私。
前者Bタイプ(回転型)。
●情報の保存領域が外、思考領域が内にあるタイプ
●外で起こっている出来事と保存領域を同期させて内側で考え、アウトプットしながらすり合わせ
まさしく回転。縦回転。
回転がデフォでも疲れるもんは疲れる
そんな私が1日の仕事を終えて(回転を終えて)帰宅した時の話。
最近なんとなく気付いたんですが、1日の終わりには、回転過程で出たノイズってかゴミみたいのがね、あるみたいなんですよ。
消化し切れず捨てたデータとかも捨て切れず残ってる場合もあって、そーゆーの思い出したりして整理します。
こうやってブログ書くのも効果はありますね。
回転速度をゆるやかにして、適度なアウトプットとノイズリダクション。
けどこれはあくまで理想。
現実には、母から私の情報領域に整理されていない(しかもほぼ不要な)情報を、てんこ盛りでぶちまけられる毎日なのです。
時には手紙とかLINEの添削とかさせられるもんね。
せめて会話が成立していれば、回転しながら情報整理出来るんだけども、コレだから。
ただの情報大放出。
想像してみて欲しい。
放水中のダムの下に水車小屋があったらどうなるか。
(いや流石に水車小屋よりはもう少し大きくて頑丈な規模感だとは思うけど)
さらに残念なことに、母からの濁流に溺れそうになってる私は、母の目にはとても不機嫌に映るらしいです。
耐えてるんですけどね、アップアップしながら。
にも関わらず、労われることもなくむしろ不満を訴えられる。
なにこの理不尽。
そもそも、情報握力がないのにメモもとらずに、ひたすら覚えておいて私に話そうとするから決壊する…
忘れるんだからメモに書けと何度も言うんですが、なんて書けばいいか考えてる間にわからなくなるんだそうです。
ブラックホール型はメモを取るのが得意な人が多いそうなんですが、母に関しては例外なんだよなぁ。
…いや、メモは私より事細かく書けるんです。
ただ細かすぎて「メモ」の規模ではなくなるだけ。
とりあえず1人時間の確保!
今月から節電のため、早く寝るよう心がけてるので、濁流の勢いは変わらないけど、早めに遮断は出来るようになってきました。
あと、母自身が夜更し気味で、朝私が出かける時間に起きてくるので、それを朝型に変えさせて、朝に会話することで何か変化しないかなーと実験開始。
差し当たって問題は、家では私が静かにアウトプットする時間(と体力)が確保出来にくいことかなー。
会社帰りにスタバ行くとかは意識してやってみます。
1人時間は大切。
意識して確保!
ちぃ
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