引越し前日③最低限の実家の片づけ、どこまでできる? | それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

それでも実家は売れました。 〜施設に入所した親の家の片付けと見守り介護日記〜

片道6時間の実家に暮らす母を近くに呼び寄せることになったのは、息子の小学校入学の一か月前。ドタバタの引越しから施設入所、物と思い出がいっぱいのまま空き家になった親の家の片付け。たった1人で270kmの道のりを何度も通い、家族の歴史と初めて向き合います。 

私、何回も言いましたよねー

「3月28日が引越しだから,

それまでに施設に持っていきたいもの

この箱に詰めといて」って

 

 

前日の27日

はい、母はまだ何もやっておりません

 

 

「だって、何持っていったらいいかわからんもん、金だけあったらええんやろ」

 

 

この態度~

 

 

 

私の両手は母の車いすを押すのに使うので

手荷物は持てません。

背中のリュックに入るだけ。

 

 

後は明日朝、宅急便で送り出します。

 

□ 肌着、下着、靴下

□ 洋服(上衣、下衣、パジャマ、 カーディガン)

□ 靴

□ お薬(内服薬、貼り薬、塗り薬など)

□ 薬剤情報(処方せん用紙、お薬手帳など)

□ 歯ブラシ、歯磨き粉、義歯洗浄剤、コップ、義歯ケース

□ 化粧品、ヘアブラシ、爪切り、鏡

□ 眼鏡、時計

□ 筆記用具

 

タオル、ティッシュ類はうちにもたくさんあるし

 

このあたりはちょっと長めの入院する時と一緒

いざ「必要なものだけ」と言われると、そんなに思い浮かばないもんやね。

 

 

 

じゃあ、この家にあふれんばかりにあるものたちは一体何なんやろ、、

 

 

 

あと母がダンボールに足したものは、

・女学校の頃から毎日書いてる日記帳

・家計簿

・父の遺影(L版サイズの)

・絵手紙セット

・通販で買った低反発マット(寝具)

 

 

時間もないし

とりあえず次はゴールデンウィークにでも

あらためて片付けに戻ってくるとして

 

 

それまで置いといたら困るものを考える

  ↓

  ↓

  ↓

冷蔵庫の中身と

虫がわくかもしれない「生もの」でしょ!

 

 

キッチンにはいつ漬けたかわからない漬物とか

謎の保存食がまだありましたから。

 

 

 

↓ 1年前の退院時にもやった 「食料品」片付けの様子はこちら

 

 

引越し前の

最低限の片づけ = 「腐るもの」だけどうにかする

 

です!

 

 

 

それ以外は、また次の機会に

とりあえず、今回は身の周りのものだけ持って引越しです。夜逃げ同然 笑

 

 

 

引越し前の「食料品」を片付け、まず4つに仕分けします。

 

 

➀今食べる

 

②人にあげる

 

③宅急便で送る

 

④捨てる

 

 

あんま聞いたことない 笑 

 

 

 

➀「今(片付け中)に食べる」・・・ペットボトルの水、缶ジュース、ビール、砂糖、塩、レトルト食品等

 

 

次回片付けに帰ってきたときにも

チンして食べれそうなものくらいを冷蔵庫に残します。(今回コンセントは入れたまま)

 

    

       

②「人にあげる」・・・お別れの挨拶に来て下さったデイサービスのお友達にムリヤリ母が押し付けるの図

(未開封で賞味期限のあるお菓子などです)

 

もらってくれてありがとうございます

 

 

 

③「宅急便で送る」・・・送り先は引越し先の我が家なので、ほどほどにします。(重い物は送料も高い)

 

未開封の調味料、缶詰、通販で買った青汁など、私が使いたいものだけもらいます。

 

 

  

④「捨てる」・・・「生もの」「賞味期限切れ」「開封済」のものはもちろん、基本すべて④です。

 

 

 バチがあたっても今日ばかりは仕方ありません。

 汁気を切りながら、中身を容器から出して指定のゴミ袋へ

 

 

 容器だったビンや缶もゴミになってどんどんたまっていきます

 

このキッチンの床が見えないくらいものであふれてましたから、、

 

 

しかし、ここで気づく

 

 

ゴミ袋に入れても、

「ゴミを捨てたこと」にはならず、、 

 

 

次の「燃えるゴミの日」には母も私ももう旅立っています。

 

 

 

町内会長さんに相談に行こうかどうしようか

考えながら、(町内会長さんが誰かも存じ上げず)

ひたすら作業を進めてると

 

 

 

顔を出してくれた母の絵手紙友人の一人が

 

「おねえちゃん、この生ゴミどうするの?」

 

「車庫に置いといたら、私ゴミの日の朝出しにきてあげるよ」

 

 

 

女神様 参上 ~ ^^

 

 

 

本当にすみません。そしてありがとうございます。

あ~でも、もうこの優しさにおすがりするしかありません。

 

 

 

結局5袋にもなるゴミ袋を

ゴミ置き場まで運んで頂くという仕事を

人様に押し付けることになってしまいました。

 

 

立つ鳥跡を濁してます、、

 

 

何の片づけ計画も立てずに、

こんなにゴミをつくって本当にごめんなさい

 

 

このときの過ちが以降ずっと続く

実家の片づけ計画の一番の教訓となるのでした。

 

 

実家なんだから、近くに頼み事ができる親戚や私の友達はいないの?

と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、

 

この実家の地に私は住んだことがありません。

お隣の家の方の名前もわからないくらいでした。

 

 

父が定年退職後に(私が家を出て10年以上たった後)、

老後の悠々自適な生活を夢見て

新しい土地を購入して建てた念願のマイホームだったんです。

(父10年、母は20年この家で暮らしました)

 

 

元々私たち家族が4人で暮らしていた家は、

車で更に一時間程離れた山奥にありました。

(その町にも同級生はもうあまり住んでいません)

 

そして、この時の私は

母を連れて行くことだけに必死で、

近くの親戚の人に母の引越しを連絡する余裕など

全くありませんでした。

 

 

つづきます

 

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