基本的な原稿つくりにおいて考えて欲しいこと。
今回は3つだけに絞ってお伝えします。

<原稿つくりで大切にしたいこと>
1.誰に向かって書いているのか?
2.正しく伝える順番を意識する
3.言葉を調べるクセをつける


かなり簡単なように思えるものばかりです。
しかし、意外とできていない人が多いのも事実。

ひとつひとつ確認を含めて見ていきましょう。
もちろん、これら以外にも大切なことは多々あります。

1.誰に向かって書いているのか?

いわゆる「ターゲット」を明確にすることです。
よくある大間違いは・・・
『老若男女問わず、読んでもらいたい』

誰でも読んでもらいたい=誰にも読まれない
と思っておいてください。

正直、ジャンルによる部分もあります。
ぐっと絞り込みすぎた方が良い場合もあります。

いい塩梅を探すのは知識や経験がなければ難しいです。
ただし、出版に特化した情報は少ないとは思います。

一般的なターゲット選定でも大きくは外れません。
まずは、そのような知識を増やしていきましょう。

2.正しく伝える順番を意識する

本来は「A→B→C」で伝えることがあるとします。
それを「B→A→C」や「C→B→A」などで伝えることもできます。

しかし、順番の入れ替えには相応の技術が必要です。
魅せる力、読ませる力、惹きつける力など・・・

正直、初めての出版においてはハードルが高いです。
ある程度、文章を書きなれた人であれば問題ありません。

ただし、毎日ブログを書いている程度では技術向上にはつながりません。
そのブログを誰かに添削してもらっている人なら大丈夫でしょう。

つまり、文章慣れしていないなら「A→B→C」が正解。
正しく伝えるために、伝える順番を考えてみましょう。

3.言葉を調べるクセをつける

正直、ブログなら誤字脱字はあまり気にしません。
(出版系のブログなので気を付けてはいますが・・・)

例えば、専門的な内容を扱う書籍では信頼に関わります。
専門家が専門用語を間違えるのは単純に恥ずかしいと思います。

しかし、難しい言葉を使って書こうとする必要はありません。
まずは自分の使い慣れた言葉で書いていきましょう。

そのうえで、読者層に合わせて書き換えていきます。
ここで先の『ターゲット選定』も影響してくるわけです。

そして、単純な漢字のミスなどが意外と気づきにくいです。
自分が間違えるわけがない、と思い込まないことが大切です。

以上
今回は、かなり基本的な内容に絞ってお伝えしました。
皆さんの原稿つくりの参考になれば幸いです。

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