新刊「写真集 郷愁昭和」本日発売

■書籍タイトル
写真集 郷愁昭和
種村ちえ子

2024年3月9日、全国販売開始
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566864/



<書籍概要>
昭和の時代を懸命に生き抜いてきた団塊世代。
アナログの世界ならではの喜怒哀楽があった。

団塊世代は“あの時代”を思い出すきっかけに。
若者世代はアナログの面白みを発見できるかも。
詳細:https://genbu-shobo.com/pr20240309/

<私の感想>(編集後記的なもの)
私自身は団塊世代ではありません。
しかし、昭和の時代を生きてきた人間です。

令和(今)と昭和(昔)を比べてみると、ふと感じます。
「昔は良かったなぁ~」

きっと、いわゆる『思い出補正も含まれています。
あとは単純に若かった頃の方が体力的に充実していた点です。

社会的には、今の方が良い点が多いと思います。
がんじがらめの生きにくい世の中ですが、それはそれ。

今に合わせた生き方を自分で選択する必要があります。
選択肢が多い分、どうしても悩みは増えるかもしれません。

本書の編集をしていくなかで、昔を振り返ることが多くありました。
特に、おじいちゃん(祖父)との思い出です。

竹とんぼを作ったり、一緒に釣りに行ったり・・・
農家だったので、スイカは割り放題でした。

もちろん、遊んだ思い出ばかりではありません。
祖父の上京話(皇居警備時代)なども新鮮でした。

父は地方公務員で日中は仕事でしたが、祖父は農家なので(早朝の仕事が終われば)ある程度の融通が利く生活でした。

そのため、祖父と何かをした思い出が多いのだと思います。
学校に行き始めると、学校での思い出が増えていきます。

毎日忙しいと、昔を振り返ることも少なくなります。
しかし、昔の経験のなかに埋もれている“何か”があるはずです。

それは、諦めてしまった『夢』だったり、やめてしまった『趣味』だったりするかもしれません。

~人生を豊かにしてくれるもの~
昭和の時代に限らず、子どもの頃の思い出にヒントが隠れているかもしれません。

団塊世代なら、特に本書の内容は“あの頃”を思い出すキッカケになりますし、Z世代と呼ばれる若者たちにとっては、逆に目新しい発見があると思います。

本書は紆余曲折ありまして、今回の内容でまとまりました。
各所への配慮もしつつ、著者の想いがこもっています。

写真を作品としてまとめる(出版する)ことで、さらに写真が大きな意味(テーマ)を持つと思います。

読者が順番や配置などに、いろんな意味を感じることもあります。
その意味が「著者の想い」とイコールではないこともあります。

しかし、それが面白い点だとも思います。
写真集に限らずですが、いわゆる『考察』することの楽しさだと思います。

編集(出版)を通じて、いろんなジャンルの本と接します。
また新たな刺激に出会えるのと楽しみにしています。

■書籍タイトル
写真集 郷愁昭和
2024年3月9日、全国販売開始
【販売ページ】
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566864/
【プレスリリース】
https://genbu-shobo.com/pr20240309/

■出版に関するお問い合わせ
玄武書房
http://genbu-shobo.com/