正直なところ、絵本の出版には多額のお金がかかります。
一般的な絵本は「ハードカバー」のものが多いので、それが理由です。
ハードカバーは通常の書籍よりも材料費や人件費がかかります。
絵本=ハードカバーという思い込みをしている人も多いかもしれません。
実際には0歳や1~3歳くらいの子ども向けでなければ通常書籍でOK!
ハードカバーの絵本は本を破るリスクの高い年齢層向けです。
ある程度、モノを大切にできる年齢や一人で本を読める年齢が対象の絵本なら、ハードカバーにこだわる必要がなくなります。
それを知らずに無駄なこだわりを持っている方も多いかもしれません。
何より「何度も読まれる絵本」を考えることが大切です。
あきにくい作品を目指すために【ネタ探し】を最優先していきましょう。
お子さんをお持ちの作家さんは、それだけで優位性があります。
ご自身のお子さんの日々の言動や興味を探っていけばヒントが見つかります。
何に興味を持って、何を発信しているのか・・・
とは言え、大人が楽しいと思うことは子どもたちも同様に感じることが多いです。
あまり、子どもの感性に(強引に)寄せすぎる必要もないと思います。
絵本にテーマ性を持たせる必要があるかという疑問を持つ方がいます。
昔から人気のある絵本では「命」や「仲間」などのテーマ性が高いものが多いのも事実です。
それらの多くは親が納得して読ませている作品です。
絵本を選ぶのは【子ども+親】になるので、テーマ性を感じる作品が好まれる傾向があります。
完全子ども向けでいくなら『オノマトペ』を上手く使うのがオススメです。
ターゲットに親も考慮するなら、テーマ性を持たせると良いでしょう。
そして、日々の生活の中にネタは山ほどあります。
どのような絵本を目指すかによって、そのネタの種類も変わってくると思います。
毎日を楽しみながら、永く親しまれる絵本つくりを目指していきましょう。
素敵な作品や作家さんと出会えることを楽しみにしています。
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