新刊「脳から元気に!えーのう脳トレBOOK-認知症予防」本日発売

■書籍タイトル
脳から元気に!えーのう脳トレBOOK【認知症予防】
鈴木一成

2023年3月19日、全国販売開始
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566740/



<書籍概要>
高齢者の「脳トレ」を目的にした問題【難易度3段階・全88問】を収録しています。
稼働率95%以上を保っているデイサービスの社会福祉士と介護福祉士が作成。

<私の感想>(編集後記的なもの)
つい先日(2月末)ですが、実家に帰ってきました。
兄夫婦の子どもたちと一緒にトランプをしました。

高齢となった両親ですが、トランプの一通りのルールは覚えているようです。
特に話をしていても(今のところ)認知症の予兆などは無さそうでした。

ただ、思いがけないところで転倒したりはあるようです。
高齢者の問題は、本人だけの問題ではありません。

その周りで生活する人たち、遠方で生活する家族にとっても悩みとなります。
心配であっても、距離が離れていれば、日々の生活を見ることができにくいです。

しかし、日々の生活が分からなければ、何が問題なのかも分かりません。
もしかしたら、本人の気づかないところで『リスク』のある行動をしている可能性も・・・。

高齢者にとって『運動機能(筋力)』と『脳機能(脳力)』を考慮した生活が必要です。
どちらかだけをトレーニングするのではなく、両方を考えなければいけません。

そのためにも【楽しみながらできるトレーニング】が重要だなと感じます。

運動に関しては、スポーツ系の趣味などがあれば(作れば)良いと思います。
散歩やランニングなども良いですが、ゲートボール、グラウンド・ゴルフなど複数人数でやるものが、会話なども生まれるので良い気がします。

脳力トレーニングは、気軽に楽しみながらできるものでなければいけません。
脳トレの必須条件としては【継続できるもの】であることです。

継続するためには「本人が楽しめる」ものであり、「気軽にスタートできる」ものでなければいけません。
例えば、『塗り絵』や『クロスワード』などは介護やリハビリなどでも活用されています。

ただし、運動も脳トレも個人の好き嫌い(得手不得手)があります。
周りの家族がやれることは強要や強制ではなく、いろんなものに【挑戦する機会を増やしてあげる】ことだと思います。

そのなかで、本人にハマるものがあればベストです。
いろいろなパターンを提供できるように、私たちの知識や情報収集も必要になってくると思います。

本書に収録された問題も様々な種類があるので、読者の嗜好の傾向を探ることも可能だと思います。
国語系が好き、算数系が好き、知識系が好きなど、タイプを見極めるのにも使えそうです。

高齢となった両親が楽しい生活を過ごせるように、自然と『筋トレ』と『脳トレ』をできる環境作りを考えていきたいと思います。
何より、そのような環境作りのために、家族との会話(コミュニケーション)が一番重要かもしれません。

身近に感じるようになった『高齢者との生活』・・・
日々の工夫と継続が『楽しい生活』に導いてくれるはずです。

私は書籍の編集を通じて、自分(家族)のことを考える時間が増えているように感じます。
また新しい発見や気づきを与えてくれる出会いを願っております♪

■書籍タイトル
脳から元気に!えーのう脳トレBOOK【認知症予防】

2023年3月19日、全国販売開始
【販売ページ】
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566740/
【プレスリリース】
https://genbu-shobo.com/pr20230319/

■出版に関するお問い合わせ
玄武書房
http://genbu-shobo.com/