ブログネタ：あなたの人生、ちょっと振り返ってみない？ 参加中
人生を振り返るって作業はある種の人々にとっては拷問だ。灼熱の油を頭からかけられるように痛く、キツい。世の中には過去を振り返ることでしかアイデンティティを保持できない人々もいるらしいが、私はそういうタイプではない。何しろ過去に栄光の欠片もない。振り返ったところでそこにあるのは無残な恥と罪と罰の残骸だろう。そしてそれらの恥やら罪やら罰は他の人々の同情をひくほど凄まじいものではなく、みみっちいささやかなものだ。しかし本人にとっては視たくないものだ。正視に耐えない。それは５年前に書いたブログの文章を読み返すのに似ている。過剰な自意識を改めて精査するほど残酷なこともない。とは言えこれまでやってきたことが全て糞の役にもたたないゴミのようなものばかりだったという気はしない。何にだって良い面はあるのだ。勿論少ないけど。
だから振り返ってみようか。いや止めておこう。だって大河ドラマになるから。川崎市の図書館員の人生よりも退屈な半生なので（別に川崎市の図書館員の人生を否定してる訳ではなく、例えばってこと）そんなものをグズグズ書かれても誰が読むかってはなしだ。
なんてことを云いつつ、実際には面倒だから書かないだけだけどね。
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