『長く愛され選ばれ続ける商品を作るための発想法とは？』

こんにちは。

パーソナルブランドプロデューサー
立石剛です。

先週末に開催した
「パーソナルブランド起業塾（オンライン）」。

受講生さんから早速、
嬉しい成果報告をいただきました。
「コンセプトが決まりました」
「商品名が、降りてきました」。

受講生さんから届く成果報告ほど、
嬉しいものはありませんね。

受講してみたいという方が増えてきたので
もう1日だけ開催日を追加しました。
内容もさらにバージョンアップしているのでよかったらどうぞ。
https://03auto.biz/clk/archives/dkhcny.html

ところで、「パーソナルブランド起業塾」の中で、
ブランドエクスペリエンス（顧客体験）というお話をせていただきした。

昨今、良い商品やサービスがあふれかえっていて、
飽和状態といえる業界は少なくありません。

自ら扱っている商品、自分自身が選ばれ続けるためにも
ブランドエクスペリエンスという考え方を知っておくことで
新たな価値を創ることができます。

今日は、ブランドエクスペリエンス（顧客体験）という
考え方について書かせていただきます。

そもそも、ブランドエクスペリエンスとは何か？

顧客が商品を知ってから、
商品購入を検討、購入、利用し続けるなかでの
売り手との接点のことを顧客体験と言います。

これらの体験にも顧客は価値を感じて
その商品のファンになってくれたり、
売り手に対して信頼を抱くようになってくれます。

顧客との絆を強めるために考えられた
独自の顧客体験のことを
ブランドエクスペリエンスと言います。

ブランドエクスペリエンスによって、
顧客から愛され選ばれ続けている商品はたくさんあります。

たとえば、iPhoneという商品があります。

iPhoneがなぜ多くの人に愛され

売れ続けるのか？

商品を買うまでの顧客体験を振り返ると、
わかることがあります。

アップルストアーでiPhoneに触れられたり、

大手家電ショップに行くと、
iPhoneが展示されている場所だけ区切られており、
おしゃれな空間演出がされてます。

パッケージもおしゃれで、YouTubeなどでは
「開封の儀」と題して動画をアップする人もおられます。

他のスマートフォンにはない顧客体験が
iPhoneにはあるのです。

私が10年ほど前から使い続けている
リモワ（RIMOA）のスーツケース。

私は、なぜ使い続けるのか？

講師をするようになり出張が多くなりました。

パソコンや書籍など重量のあるものを
スーツケースに詰め込んで移動するため、
スーツケースのコマ（車輪）が壊れることがあります。

リモワに変えてから一度、
出張先でコマが壊れたことがありました。

近くにショップがあること知りすぐに直行、
数分でコマを変え修理が完了したのには感動しました。

他のスーツケースなら、部品取寄せ、修理と、
数日から数週間、修理にかかるでしょう。

他のスーツケースで得られない
感動体験をしたことで、
私はリモワのファンになったのです。

このように商品の品質だけではなく、
商品を知ってから、購入後まで、様々な顧客体験があります。

講師業にあてはまると、
役立つノウハウを教えるだけなら、

「YouTubeを見れば良い」
「チャットGPTに聞けば良い」
ということになります。

ブランドエクスペリエンスという視点で
考えると、新たなにできることが見えてきます。

たとえば、見込客を見つけるプロセスにおいて、

今ならSNSで発信、
無料説明会開催などが多いのかもしれません。

しかし、これもみんなやっているとなると、
お客さんも、もううんざりとなっているかもしれない。

講師をされている方の中には、
SNSで発信するのが苦手という方もおられるでしょう。

苦手ならば別の方法を考えると良い。

実際に、SNSをまったくせずに、
稼いでる講師はたくさんおられるのですから。

私も、もともと情報発信が超苦手、
大嫌いな講師でした。

だから、受講生の卒業発表の機会を作り
一般の人にも見てもらう機会にすれば良いではないかと、
セミナーコンテストの開催につながりました。

人の価値観も多様化しております。
顧客ニーズも人それぞれ違うわけです。

これをやらないと上手くいかない
ということはないはずです。

ブランドエクスペリエンスという視点を持つことで、
他にやれることがたくさんあることに気づけます。