どうも、すっかりお盆休みも終わり、普通の日常に戻って
毎日を忙しく生きている二児のパパ達也です。
もうちょっとで夏休みも終わりですな~。
私は私でクッソ暑い部屋で下の子が自然にひざの上にきて
ちょこんと座り、さもそれが当然のように絵本を片手に
「パパ、読んでください」と言われて差し出される毎日を
送っておるわけですよ。
読むのはいいんだけど、クッソ暑い部屋で膝の上に座られると
下の子の体温で汗だくになってくるんだよな(笑)
まぁ、扇風機だけでもかけてるけど…できればエアコンの
効いてる部屋へ行こうよ?(笑)
アンパンマンともえるほし 作・絵:やなせたかし[246冊目]
すごいな、1987年の作品だわ。
アンパンマンは1973年からあるのね。
アンパンマンの絵本を改めてみたら…
ほんとすごいわ。
すごいとしか言いようがない。
アニメで見るのとも違う。
絵本として完成されている作品としか言いようがない。
ツッコミどころは設定上色々あるものの、
ばいきんまんのUFOに突然さらわれてしまう
バタコさんとジャムおじさん。
ばいきんまんの秘密基地に連れていかれ、
唐突にいつも通りの無茶苦茶な要求
「俺様のパンを作って食わせろ」から始まる。
パン生地を練りに練る二人。
頃合いを見てその練った生地をばいきんまんに
ぶつけて身動きが取れないようにするという始末(笑)
こんな発想をするなんて天才すぎるだろう。。。
そこからはアンパンマンならではの
ピンチに必ず駆けつけるアンパンマンに助けられ、
自業自得の自滅を迎えるばいきんまん。
最後まで楽しめる作品となってます( *´艸`)
素晴らしいねぇ、さすが国民的作品。
だから国民的作品にまで登り詰めたのか。
そこいらの絵本と全然レベルが違うわ。
しかも、絵と文も含めてすべてを自分でやってるんだから
感服だよまったく><
おまえうまそうだな さよならウマソウ 作・絵:宮西達也(みやにしたつや)[247冊目]
宮西達也さんの恐竜のシリーズ作品なんですが、
正直このシリーズはあまり好きじゃないというかなんというか。
「犠牲」が多い。
日本人は死が美学みたいな感じの王道をいっていて、
弱肉強食の恐竜世界では当たり前なのかもしれないが
死ぬことでお涙頂戴みたいな感じのノリがちょっと
受け入れられないというか…。
でも下の子が読みたがる^^;
ストーリー自体は最後を読むまでは楽しめた。
生まれたばかりの恐竜の子供を見つけて
「おまえウマソウだな」と言ったティラノサウルス。
恐竜の子供であるアンキロサウルス。
その日からアンキロサウルスはティラノサウルスのことを
父親だと勘違いし、さらに名前も「ウマソウ」と
勘違いして育つという。
ティラノサウルスはアンキロサウルスの子供を
育てていくうちにこのままではいけないと、
大きくなったアンキロサウルスと別れます。
その後20年ほど経過し、年老いて弱った
ティラノサウルスはケツァルコアトルスに傷を
負わされてしまい、倒れこむ。
倒れたティラノサウルスを助けてくれた恐竜は
アンキロサウルスの親子だった。
アンキロサウルスの親子は傷を負った
ティラノサウルスを懸命に看病する。
そして何とか回復したティラノサウルスに今度は
キランタイサウルスがやってきて…?!
話はまだまだ続くわけですけども、
最後の最後の展開がもうちょっと個人的には
う~ん…としか言いようがない。
この宮西さんの作品は子供を守る父親像を描いている絵本が
多くて色々借りて読んでいるわけですが、
なぜかこの恐竜シリーズは犠牲が多い。
まぁ、弱肉強食としての表現だったら仕方ないところではあるが…。
恐竜ってだけで好きだから子供にとっちゃ別に
問題がないのかな?