あのひのクジラ 作:ベンジー・デイヴィス 訳:村上康成[139冊目]
主人公のノイくんという少年はお父さんと猫と海の傍で暮らしている。
お父さんは毎日仕事で忙しくしていてノイくんは一人さみしくしていた。
ある日、浜で遊んでいるとクジラの子供が打ち上げられているのを
見つけた。
どうにかしないといけないと思い、子クジラを家に運んで
浴槽で世話をすることに。
当然お父さんが帰ってきて見つかってしまうけども、
お父さんは起こらなかった。
ノイくんにさみしい思いをさせてしまっていたのだと
申し訳ない気持ちになる。
だからクジラを飼っていいというわけではなく、それはそれで
海に帰さないといけないよと諭して子クジラを海に帰すことに。
その日からノイくんは子クジラのことをいつか再会できるといいなと
思いながら暮らすのでした。最後は親子で泳ぐクジラの姿が?
まぁ、イメージ的に、幼少期によくある捨て猫とか捨て犬を
隠れて面倒を見ちゃったよ!クジラバージョン?(笑)
クジラを隠れて育てるには…不可能だろうだと思います。
餌にしても環境にしても、ましてや浴槽で面倒を見るなんて
明らか無理だろう!?
にもかかわらず、打ち上げられていたから浴槽に運んで
世話をしようと思ったノイくんの発想はすさまじい。
相当ぶっとんでやがるぜ( *´艸`)
動物大せっきん クジラ 著:フリップ・ニックリン/リンダ・ニックリン[140冊目]
とにかくクジラ尽くし!
シロナガスクジラやザトウクジラとか、いろんなクジラがいて
その生態を写真で解説している本です。
ザトウクジラは海水を餌と一緒に一口で2000リットルも
飲み込んだり、シロナガスクジラは1日に7tも食べるとか、
スケールのデカさを丁寧に解説してくれている。
シロナガスクジラの子供ってお母さんのおっぱいで育つのな。
1時間に3.5キロペースで体重が増えるのだとか。
すさまじい話だわ…。
そんなクジラの暮らしやどんな種類が存在するのかなど、
クジラについて書かれた本です。
これを読むと「水族館に行きたい!」って言い始めるんだよ。
近々連れていかねば( *´艸`)
夏なら水族館だと涼しいしクソ暑い中遊んでるよりイイかも。
一日居ても飽きないしね。が、ヒトで混雑するから微妙か。