どうも、ちょっと前から書き始めた探偵ごっこで犯人を追い詰めるシリーズの読み物をどうやってオチつけようと考えていた二児パパです。
4部になってどーもすいません( ﾟДﾟ)
直接対決編です。これで終わりですｗ
最後まで怒らないで読んでやってくださいｗ
【終章：直接対決編】
示談申し立て書を急いで用意した私はそのまま
警察官がこれから来るという管理人室に向かった。
先ほどの警察官2名がすでに玄関先で待っていた。
そして、私は
A：午前中のぼやけた犯行映像
チャイルドシートのヘッド部分と思わしき場所を掴み、
前面に押し込んで壁側に激突させた想定。
B：午前中と同じ衣服を着た謎の初老の帰宅映像と
開けているポストの位置
この2点を警察官に説明した。
ポストの位置的には南京錠が施錠されている部屋が
一か所しかない事を説明し、これで言い逃れができない、
特定材料になるという判断である。
その説明で警察官が納得した。
警察官「ポストは事前に見ましたし、
確かに南京錠で施錠されてます。
完全に管理人さんの言っていた部屋番号と
一致しますね。
これから僕ら、直接言いに行ってきます。
僕らだけで行くので待っといてもらえますか？」
私「わかりました」
しばらくすると、警察官が戻ってきた。
警察官「部屋を訪ねたところ、防犯カメラの映像の
初老の男性が居ました。
今回の出来事をざっくり説明したところ、
犯行を認めました」
私「ほう。それで？」
警察官「初老の男性が直接謝罪をしたいと
言ってるんでこれから連れてきていいですか？」
私「かまいません。ここで待ちましょう」
これで犯人とご対面となる。
ドキドキ…。
どんな人物がこのような犯行をしたのか？
これまで何度か被害にあっていたが、
恐らくは同一人物の犯行だろう。
どんな言葉を私に放つのか。
確実に私より長い人生を生きてきた人間で、
こんなにも小さい事をする人物が私に何を言うのだろう。
色んな事を思いながら待つ。
ほどなくして管理人室の玄関付近にその人物は現れた。
そして…
私は初老の男性を見て驚きを隠せなかった。
…ええっ！？（心の叫び）
…えええええっっ！！！？？（心の叫び）
瞬間的にフリーズする私。
そう、その人物は…
めっちゃ知り合いだった！！
すんげー驚いた。
というか、この初老の男性とは以前から
顔を合わせると話をするし、
犯行前日の昼にも5分ほど話をしている。
その時は幼稚園の帰宅中だったから
上の子を自転車に乗せた状態で立ち話を
軽くしている。
初老の男性「え…？あんたの自転車だったの？」
は？え？
こいつ、前日の昼に自転車で帰宅したときに
自転車を見てるはずなんだけど…。
心の中で何を天然な事を言っとるんだ？
と、ツッコミまくっていた。
私「えーーーっと…あの…とりあえず
中に入って話をしましょう」
管理人室内に招き、警察官と私と初老の男性で
話し合いを続ける。
事情聴取をすると、駐輪場の環境に
ストレスが溜まっていた、イライラしていた等、
色々と理由を聞くことができた。
しかしながら、イライラしていても物に当たるとか
やってはいけない事である事を警察官が説明。
初老の男性はあっけなく犯行を認めた。
実は防犯カメラ映像を見たときに
この初老の男性の顔が浮かんではいたが、
防犯カメラ映像ではスラッとした姿に見えており、
実物は小太りなので「まさかねぇ…」と、
疑う事はなかった。
管理人さんから名前と部屋番号を聞かされた時も
名前を知らなかったのもある。
ただ、部屋番号から何となくそうかもしれない…？
と言う可能性はあった。
が、まぁまさかねぇ…？
初老の男性「あんたの自転車だとは思わなかった。
本当に申し訳ないことをした…」
前日の昼に話をしていた時、
普通に自転車に乗っていたし子供も乗せていたし、
チャイルドシートを設置しているから
何となく把握できそうなものだが…。
ともあれ、深く反省をしている様子だったので、
今後は物に当たらないという事で同意を得て
この件は無条件での示談成立とした。
急いで作った書類も必要がなくなった。
って言うかその場のオチで警察官も
「それじゃ…僕らはこのへんで～…」と
そそくさと退散したし…＾＾；
帰宅後、私は妻にこの状況を説明。
爆笑された。
…4部までもったいぶって引き延ばした
探偵ごっこの結末は知り合いの犯行だったという
オチでございました。
探偵ごっこで同じマンションの住人をホシとして
挙げる時は、知り合いじゃないか
確認してから挙げましょう！
…え～っと、オチがこんなんなので
クレーム覚悟してますｗ
★ROOMやってます！楽天で何か買う時は↓のROOMやバナーを経由して頂けると嬉しいです(*'ω'*)
