フェイクに気を付けろ


人の身体を読むことは、なかなかに難しい。

・初診の患者さんには要注意

・極端に歪んだ箇所がある人は要注意

・事故などのケガの後遺症がある人は要注意

・身体が過敏で、無意識のうちにガチガチに力が入ってしまう人には要注意


その他色々あると思いますが、歪みが複合的になってしまい、その人の持つ本来の歪みが隠されてしまっているケースがままあります。

私の考えでは、歪みの発生時期が何時かは分かりませんが、誰しも先天的な歪みを持っているのではないかと思っています。

例えば、利き腕などは胎児の時期に決まってしまうようですが、それと同じように早い時期に身体の歪みの基本的な部分は決定してしまうのではないかと思います。

実際の歪みの分類は、分かりやすいところで言えば「骨盤が右に捻れているか、左に捻れているか」を見ています。

色々な指標点がありますが、シンプルに骨盤の捻れを基本としています。


骨盤の捻れから派生した歪みに対してそれを補正するように筋肉が緊張しコリが出来るわけですが、それが常態化してその人なりの歪みのパターンが形成されます。
それを先天的な歪みと考えます。

問題を分かりにくくしているのは、その「先天的な歪み」に対してさらに補正作用が働いている場合です。

歪みの上にさらに逆の歪みが形成されてしまっているのです。
つまり二重に歪みが出来ているということです。

表層の歪みを取って、その時は骨盤も整い身体のバランスも良くなっているのですが、数日後に来た時にはあまり症状が改善されていなかったり、前回と真逆の検査結果が出たりすることがあります。

それがフェイクです。
フェイクというのは《偽物》とか《見せかける、ふりをする》などの意味があります。

このフェイクに対して適切に対処できなければ、いつまでたってもパッとしない、治療効果が得られないということになります。