『最短記録』 | 『知財キャリア』特許事務所や企業知財部への転職を支援する人材コンサルタントのブログ

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 先月10月から、求人先での面接の回数がかなり増えつつあります。求人件数が増え採用が難しくなりつつあるので、採用側も年齢面での制約を多少緩めていることが、一因として考えられます。

 

とはいえ、求人先からは複数の応募要件を厳命されていますので、適した候補者を探し出すのは容易なことではありません。書面審査を通り面接に至ったとしても、面接に合格する可能性は半分以下です。このような状況なので、面接を受ける方も大変ですが、私にもプレッシャーがかかります。面接落ちの連絡が続くと、私もさすがに気持ちが落ち込みます。



 今月某大手特許事務所での一次面接では、何と終了して45分後に合格というメールが入りました。通常ですと、面接結果をいただくまで1週間程度かかります。会社に届くメールは私のモバイルで確認できるのですが、あまりの速さに驚きを超えて思わず吹き出してしまいました。ちなみに最終面接の結果も、同程度の所要時間でいただきました。これが、面接結果をいただくのに要した、公式の最短記録となります。



 ちなみに別の大手特許事務所では、一次面接を行っている段階で副所長が採用を決めていたというケースがありました。それだけ申し分のない方を紹介したということですが、同所は長い歴史を持つ名門事務所としてのプライドがあり、「安く見られたくない」という理由でその場での内定宣言は押し殺したそうです。懇意にしているからこそ聞かせていただいた、何とも楽しいお話ですね。こちらは、非公式の最短記録と言えるかもしれません。