先日、大手事務所で長年勤務されていた弁理士の方が、第一線を退くとの連絡を受けたので、ご挨拶に伺ってきました
その事務所は、弁護士資格を有する弁理士が数名いる総合事務所です そのような事務所だけに、有能な人材も豊富ですが、
「(鼻もちならぬ)天狗」のような人物がいるのが気にかかる
と、その弁理士の方は引退に際し、そっと本心を吐露してくれました。
在職のまま短期間で弁理士試験に加え、旧司法試験に合格してしまうような方が、逸材であることは万人が認めるところです。
しかし、顧客企業あっての事務所、つまり究極のサービス業なのですから、そのような気配をわずかでも感じさせることはできないというわけです。
心配の種はどこにでもあるのですね。