先日、とある特許事務所在職中の弁理士の方から、所長の仕事の仕方が自分には合わないので辞めたいという相談がありました。
現在の事務所(1年くらい前に入所したばかり)の所長は、明細書の実施形態の細かい部分まで、自分でチェックしないと気がすまない方のようです。
チェックを待っている間は、中間処理など、多少の業務は与えられるのですが、1週間くらいチェック待ちで業務が止まり、自分の能力に見合ったアウトプットが出せず、このような所長の仕事の進め方には、かなり不満のようです。
また、その他にも、給与面や事務所の案件管理のシステムなどなど、いろいろな部分で自分の考えと合わずに不満があるようでした。
一つの事が合わないと、全ての事が同じように思えてくることもあります。
ただ、このような相談は意外と多く、特に小、中規模事務所では、所長との相性が非常に大切です。
不幸にも、自分の考えと合わない事務所に入所してしまった場合には、直ぐに辞めずに内部から改善していく努力も大切だと思います
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