釣りの楽しさ、自然の素晴らしさ、
そして人生について熱く書いてます。
「いよいよ
この瞬間が来たか」
直感しました。
ウチの小3イケメンの
長男かいとから、
ふいに言われた質問。
「父ちゃん、
セ◯◯スって
なんなん!?」
時は土曜日の夕食前。
今からお酒を飲もうというタイミング。
このタイミングで
サラッと説明する訳にはいかないし。
かといって、
「そんなこと、聞くんじゃない!」
などと流す訳にはいきません。
「分かった。
大事な話だから
明日また時間を作って
ゆっくり話そう」
翌日まで持ち越しとなりました。
日曜の朝。
穏やかな休日の朝です。
「かいと、
昨日の話をしようか」
リビングのテーブルに並んで座り、
髪とペンを持って話を始めます。
「セ◯◯スの意味は、
性行為という意味になります。
性行為の意味は分かる?」
(かいと)
「分からない」
「かいと、虫や動物の
交尾は知ってるよね?
ざっくり言うと、
動物でいう交尾が、
人間でいうセ◯◯スになるの。
だけど、
動物の交尾と、
人間のセ◯◯スは
同じようなものなんだけど、
一つ違う部分があると思ってる。
そこはあとで説明するね」
「交尾はオスとメスで
するものだよね?
それで子どもが出来るんだよね?」
「動物には本能で、
子孫、子どもを増やすという
習性があるの。
子孫を増やさないと、
その種類の動物は
地球上から居なくなっちゃうから」
「ここまでは分かる?」
(かいと)
「うん」
「そしてね、
人間にもこの習性があるの。
子孫を増やすというね。
オスとメス、
これは男と女ね。
で、動物でいう交尾が、
人間でいうセ◯◯スなんよ」
「あ、そういえばさ、
何処でセ◯◯スなんて
言葉を聞いたの?」
(かいと)
「YouTubeで、
なんか誰かが言ってた」
(なんだ、YouTubeか。
学校とかで友達から聞いたのかと思った)
「そう、それでね。
セ◯◯スするのに、
実はち◯こを使うんよ。
ち◯こにはそういう使い方があるの。
知ってた?」
(かいと)
「知らなかった。
オシッコするものだと思ってた」
「オシッコもだけど、
実はそういう機能もあるんよ」
「これがち◯こね。
こっちは女の人ね。
女の人の中にち◯こを差し込んで
セ◯◯スというものはするの」
「でね、ここからが大事なんよ。
かいとさ、ち◯こを触ったら
気持ちいいよね?」
(かいと)
「うん、気持ちいい 笑」
「そう!
それが動物の本能なんよ。
動物は、交尾をするのが気持ちいいと
本能で感じてるの!
だから、カブトムシとか
交尾ばっかやってるでしょ?(笑)
動物は、その結果、
子どもが出来るようになってるの」
(かいと)
「そうなんだ」
「でね、人間もセ◯◯スは
気持ちいいものなんよ。
でもね、父ちゃんは
動物の交尾と
人間のセ◯◯スには
違う所があると思ってる。
それはね」
「動物は本能だけで交尾をするけど、
人間はね、
本能プラス感情があるんよ。
気持ちいいだけで
セ◯◯スをするんじゃなく、
相手の人を好きになる、
愛する気持ちがあるから
セ◯◯スをするんよ」
「うちもそうだし、
ほかのお友達の
お父さん、お母さんもそう。
お互いに好きで、愛している人同士が
出来ること、それがセ◯◯スなんよ」
「好きという感情はさ、
行為に表れるんよ。
例えば、父ちゃんが
かいとの頭を撫でたり、
抱きしめたりチューするよね。
それは、父ちゃんが
かいとをかわいくて
大事に思っているからなんだけど、
そんな感情の一番先にあるのが
セ◯◯スかな。
父ちゃんはそう思ってる」
「まとめると。
セ◯◯スは交尾とほぼ一緒。
だけど一番大きく違うのは、
動物は本能だけでやっているけど、
人間は、そこに感情が加わるの。
その感情が一番大事なの。
相手のことが、好きで大事で、
愛し合って出来る行為、
それが、セ◯◯スだ!!」
(かいと)
「分かった!!」
現時点で伝えられるのは
これで精一杯。
エッチだとか、
エロだとかその前に。
愛し合ったその先に
生まれたのが君たちで。
君たちも
そうなっていくんだよ。
それが伝わればひとまずOK。
詳しくはまた改めて
そんな、休日の一コマでした。
なかなか動画作成できませんが、
随分と前になる青物狙いの
YouTube動画です。