徳島の銀座で、「銀座みらい歯科」を開業している弟が活動するボランティア団体「さわやか」(介護施設などに赴き、歯のクリーニングや歯科相談などを行なう団体)の知り合いの方から、「健康雑誌に、高麗人参の果実が取り上げられているよ!」って話がありました。
徳島の当直先に、弟が来てその雑誌を買ってきてくれましたので、紹介しますね。
見ると、表紙の上に、でかでかと、「前立腺肥大」、「頻尿・尿失禁」そして、「朝鮮ニンジンの果実」の文字。
高麗人参の根の部分については、多くの雑誌、論文などで語りつくされ、5000年の歴史が証明されていますが、果実については、これからって感じです。でも、根より果実が優れているってことが、ようやく知られるようになってきたかな、と思います。
でも、著作権と、薬事法という法律の問題もありますから、一部問題のなさそうな部分をご紹介し、後は紙面を写真で紹介しますね。興味のある方は、お買い求めになって下さい。
話題の中心は、男性の悩み「前立腺肥大」と女性の悩み「尿失禁」。
最初に朝鮮ニンジン果実についての記載が。
「朝鮮ニンジンというと、中国でも日本でも古くから万能薬として重宝されてきました。近年になって、様々な研究が行なわれた結果、朝鮮ニンジンには、非常に多くの有効成分が含まれていることが判明したのです。なかでも、ジンセノサイドというサポニンが重要な薬効を現すことがわかってきました。
そして、近年の研究では、朝鮮ニンジンの果実に含まれるサポニンは、根よりも5倍も多く含まれていることがわかったのです。・・・」
また、こんな見出しも。
「女性ホルモンの分泌を活発にする成分は、根の30倍も多く含まれている」
そして、サポニンの説明。
「渋みやえぐ味といった深いな味の原因ともなる成分で、朝鮮ニンジンのほか、大豆・小豆・緑茶など、植物の葉や実、根、茎などに幅広く含まれている配糖体の一種。水と油の両方に溶ける性質を持っている。血中の脂質を減らしたり、血管に付着したコレステロールを除去したりするほか、動脈硬化の原因ともなる過酸化脂質の生成を抑える働きがある。」
後は、男性の体験談が4ページにわたって。
そして、今度は女性の尿失禁と朝鮮ニンジン果実の説明。
一部を抜粋すると、
「ジンセノサイドには、分子構造によって多くの種類があります。その中で、特に重要なのが、Rbc系とRg系のサポニンです。
Rbc系のサポニンには、中枢神経を抑制して神経を安定させる働きがあります。興奮した状態を沈静化したり、精神を安定させたりするのです。つまり、ストレスで起こる自律神経のバランスの乱れを改善します。
また、Rg系のサポニンは、Rbc系のサポニンとは逆に、中枢神経を興奮させる働きがあり、強精・強壮・疲労回復に効果を現します。
朝鮮ニンジンの果実には、このRbc系とRb系のサポニンが両方含まれており、中枢神経を抑える効果と興奮させる効果のバランスが取れています。」
そして、女性ホルモンと果実サポニンとの関係も。
「女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがありますが、更年期になると、エストロゲンの分泌が減少します。果実サポニンは、むやみに女性ホルモンを増やすのではなく、少なくなったエストロゲンだけを増やして、ホルモンのバランスをとっています。・・・・
さらに、果実サポニンには、造血作用や抹消血管の血行を良くする働きもあります。女性ホルモンのエストロゲンが減少すると、自律神経のバランスが乱れて末梢血管が収縮するため、毛細血管の血行が悪くなります。・・・」
そして、女性の体験談が3ページにわたって。
最後に、ワンポイントアドバイス。
「朝鮮ニンジンの果実に含まれているサポニンには、女性ホルモンの分泌を活発にし、男性ホルモンと女性ホルモンのバランスを調整する働きがあります。そのため、中高年になると多くの男性が悩む前立腺肥大症や、女性が悩む更年期障害のさまざまな不快症状に効果をもたらすと考えられています。年をとると、多くの人が頻尿や尿失禁などの排尿障害に悩まされます。これらの症状の予防と解消に、朝鮮ニンジンの果実を試してみてはいかがでしょうか。」
健康雑誌にも、ようやく取り上げてくれるようになってきたかな。
ちなみに、僕が書いた「高麗人参の果実」についての詳細の記事はこちら です。
http://ameblo.jp/brain-int/entry-10009990573.html
また何か見つけたら、報告しますね。ではでは。
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