2004年秋。壮ちゃんの提案により、みんなの気持ちが一つになって考えた、新しい健康ドリンク。後に高麗人参果実搾り・スクイーズ2200と命名されるドリンクについて、その構想を具体化するために、毎週のように四郎ちゃんの金長青果の事務所にみんなで集まっては、仕事が終わって疲れているところを、夜遅くまで相談することが続きました。
まず、そのコンセプトについて、奇兵隊のみんなで考えました。
1)まず中身がいいものにこだわろう!
まず生薬としては、最高のものである高麗人参の果実を使うことは決まっていました。でも、お情け程度の少量の高麗人参果実を入れてドリンクにするんだったら、止めたほうがましだ!って。どうせやるんだったら、他では真似のできないような、究極のものを作ろうではないか、って。
つくった僕らが、自分でも飲みたいもの、親戚にも勧めたいものであれば、みんなも同じように考えてくれて、買ってくれるだろう。
よく、ボランティアの趣旨が付いていて「買ってください」って物には、物によっては、あまり商品としては完成されてなかったり、完成度が低かったり、美味しさが欠けてたりすることが多いですよね。でも、正直、「お涙頂戴」で物が売れる時代ではない!というのが、奇兵隊みんなの気持ちでした。
奇兵隊は、明石原人祭りなどのテキ屋でのスイカ作戦(その記事はこちら )でもお分かりのように、究極の味や安さにこだわり、みんなに喜んでもらうのが大好きな人たちの集まり。
そんな奇兵隊の名が廃るような事はできなーい!だから、究極の中身にこだわって作ろうって事で一致しました。
2)味にもこだわって、こどもから大人、お年をいった方まで誰でも飲める味にしよう!
中身が良いからといって、生薬をたっぷり入れすぎて、お味が悪くなっては、万人には受けません。味に対してもこだわろう。そのために、僕はその年の秋、ソムリエ資格を取得しました。舌と鼻をしっかり鍛えて、味だけではなく、香りにもこだわりを見せました。
その味付けの相談については、またじっくり別の記事で書いて見ますね。でも、皆さんに気に入ってもらえるように、味付けにうるさい奇兵隊のみんなが、飲みに飲んで、議論を戦わせ、やっとの思いで究極の飲みやすいお味が出来たと思っています。
出来た瞬間、「これなら、こどもでも、大人でも、おじいちゃんでも、おばあちゃんでも、みんなが美味しく飲める!」って確信しました。それは、最初のコンセプトに、味へのこだわりがあったからでした。
3)自動販売機でも装填できるものにしよう!
万人に対して飲んでもらうには、店売り、薬局売りだけではなく、自動販売機にも装填できるようなものにしよう!って。壮ちゃんが、自動販売機の販売力については良く知っていたので、「新しいドリンクは、絶対、自販機対応にしよう!」ということで考えました。
だから、瓶も強化ガラスで、割れにくい素材です。このこだわりが、今後の拡販につながってくれるといいのですけどね。でも、必ずや、このこだわりが生きてくると信じています。
4)そして、何といっても、安くないと!
いくら良い物だって言っても、値段が高すぎるようでは、みんなに喜んではもらえないし、身内の人や友人などにも勧められないですよね。だから、値段を極力安く抑えようと考えました。
当時、山王ヘルスケア から出ていたハロー元気は、今は安くなっていますが、当時650円ぐらいしたかなあ。それなのに、僕らの目標は、せいぜい300円まで。山王ヘルスケアさんにすれば、「関西人、無茶言うなあ!」
(それを最後は、もっともっとお願いして、最後は150円だから、値切るのは奇兵隊の関西人魂だったかも。それは、せりで鍛えた、しろうちゃん、うまちゃん、そして薄利多売で勝負している壮ちゃんの商売魂か。横で見ていた当の僕自身が、「みんな、無茶言うなあ」って思ったぐらいですから。でも、山王ヘルスケア さんも、最後は採算を度外視してつくってくれました。それもこれも、みんなO会長の心意気。また、後に詳しくお話しますね。)
さらに、今回の製造元、山王ヘルスケア は、高麗人参の果実の生薬メーカー、吉林省真元社と同じグループ。いわば、生薬の材料元と言えます。
その材料元が、採算を度外視(初回発注は赤字)して作ったのが、今回のドリンク。だから、同じものを他社で創ったら、数千円はするんですよ!だから、他では真似の出来ない商品です。「真似、出来るもんならやってみー」って感じです。
このように、何から何までこだわりにこだわり、山王ヘルスケア さんには無茶な無理をお願するコンセプトを立ててから、新しい健康ドリンクの構想を温めていきました。
でも、名前が決まらない!何か良い名前はないか。みんなで宿題を持って帰ることにしました。そして、あるメンバーの一人の大殊勲により、名前が決まったのですが、それは誰だと思います?それは、また今度に、ね。
スクラップブックも見に来てね!http://scrapbook.ameba.jp/brain-int_book/
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