先日、『先生のご趣味はなんですか?』と患者さんから聞かれたことがありましたが、


はて・・・・・・・


若い頃は1ヶ月のうちほとんどを家に帰らず病院で寝起きをして仕事ずくめであり、お金を使うと言っても


食事位のこと貯まったお金で一気に車でも買ってうさをはらしており、


その当時は『ドライブが趣味です。』


など言っておりましたが今はそんなことも出来ず。


なにが趣味と言われれば困ってしまい・・・・


『子供と公園めぐり』と答えてしまうありさま・・・・・


ゴルフなんて優雅な答えでもすればいいのでしょうが、ゴルフクラブなどこの10年間触ったこともないし


考えさせられる質問でした。




現在、日本救急医学会が認定している救急科専門医、俗に言うERドクターは約3500人位。


しかし、実際にはその何倍もの医師が救命救急の病院や救命救急科に属していたり、

携わっていたりしていますが、マスコミでも報道されていますが、現場でも全く足りていなく悲惨な状況。


おそらく今の数倍、専門医が増えなければ救急病院の救急科は保てないのが現状・・・・


日本の救急医療は持ち回り性の救急医療がほとんど、持ち回り性とは各科の医師が

(例えば外科や内科の医師が)、患者さんの仕分けをしている看護師より連絡があり


『こんな症状の患者さんが着ているから外科の先生診察をお願いします。』

とか言われて軽症だろうが重症だろうがとにかく専門の科の先生が診察をして治療をする。


それは朝から晩まで軽症から重症まで外来をやりつつ病棟管理と救急外来を診察・治療をしていたら消耗します。


救急患者特に2次救急以下の救急病院では6割は軽症の患者さんであり専門の医師がわざわざ診察をするまでも無いケイスが多い。


しかし今の風潮からは専門医に見て欲しい。もっと偉い先生に診察をしてほしい。若い医者の実験台はいやだと言ってなかなか今の様な医療体制から脱却は出来ない。(無論、他の要素もありますが)


本来なら総合医といって何でも診療する医師を育て、その中で命に係わるような患者を救命科の医師が診察するのがいいのだが、総合医も育たない状況なので救急科専門医にその負担が回ってきます。


一般の救急車を年間数千台収容している病院も専門医は2~数名のところが多く、日本において

救急科が定着するのはまだまだ先の話です。



最近、マスコミに注目されている脳脊髄液減少症についてご相談をされる方が多くなってきました。


症状について脳脊髄液減少症のガイドラインではどうにでも取れるような書き方になっておりやや不透明な


ガイドラインのように受け止めています。


現時点での一番の問題点は、しっかりと診察し診断出来る医療機関が少ないことはと思います。


私の場合は診察をして造影MRIを行い異常所見があれば脳脊髄液減少症の専門機関に紹介状を作


成いたします。


しかし、この分野の専門家は少なく国際医療福祉大学熱海病院の篠永先生の診察自体1年~2年待ちとのこと


困ったものです。お弟子さんが育ってくれることを望みます。