片頭痛患者さんの治療にあたり、薬による治療のほかに
患者さんの生活習慣自体に入り込んだ
治療をしなければならないことがあります。
よく、片頭痛をもたれている患者さんは寝不足、寝すぎ、混んだ所にいると頭痛が出現する、
生理との関連、強い光、炎天下、食べ物(ワインなど・・・・)・・・・・・etc,
などで頭痛が惹起されることがあります。
そこで、頭痛症状を少しでもよくするために生活に
睡眠時間をしっかりととる様に指導し、
食べ物で頭痛が引き起こされるようでしたらその食べ物をなるべく控えるように
指導します。
私の診ている患者さんに『コーヒーは飲んでますか?』
聞きますと、意外とコーヒーを飲まれる片頭痛もちの患者さんが多い
です。
コーヒーは血管を収縮して片頭痛発作がおこる際には症状を軽減しますが
慢性的に飲まれていると悪いこともあります。
以前お話しました(片頭痛とカフェイン摂取と鉄補充の有用性 )
そこで、コーヒーを飲まれている患者さんに対しコーヒーを飲むことしないように
控えるように私が指導したところ
患者さんからは最初の1-2週間はコーヒー断ちして
『コーヒーをとても飲みたかった』と言われる方が多かったです。
その後、頭痛症状が軽減したないし、
『今までの頭痛とは変わった。』
と言われた方がります。
頭痛治療はただ患者さんに治療薬を処方するだけではなく、生活指導も重要です。
片頭痛で悩まれている患者さんでコーヒーを飲まれているようでしたら、
コーヒーを減らすことも必要です。
ただし、毎日5-10杯もコーヒーを飲まれているようでしたら、徐々に
コーヒーを減らさないと頭痛が起こる可能性もありますので、ご注意下さい。
このブログをご覧になられている頭痛持ちの方、コーヒーを断つてみませんか?
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