明日はいよいよnews stellata2024のBS放送がある。
私はHuluを購入し損ねたので、あれ以来見返すことが出来なかった。
やっともう一度観ることが出来る。。。
ダニー・ボーイ。
もう一度、あなたにまた、会える。
見返してから、感想を書こうと思っているけれど、その前に一つだけ。
前回お源さんの放送時に書いた記事で上げた
YouTubeのキースの『ダニー・ボーイ』は
東京での公演のものだ。
お源さんが上げていたのは、 『A Multitude of Angels』に収録されている、イタリアでのライブ録音ものなので、バージョン違いである。
『A Multitude of Angels』は、1996 年 10 月に 1 週間にわたってイタリアで録音され、20 年後に ECM からリリースされた、キース ジャレットによるソロ ピアノ演奏を収めた 4 枚組のライブボックスセットだそうである。
私は、この時の演奏はYouTubeでは見つけられなかった。
nottestellataで演技を観たとき、東京バージョンでないことはわかったのだけれど、演奏のイメージがかなり違ったので、別の演奏者のものかと思った。
気になって、『A Multitude of Angels』に収録されているバージョンを改めて探してみたところ、下記のところで見つけることが出来た。
私はこの東京バージョンが凄く好きなのだけれど、羽生選手が滑ったのは、源さんから贈られたであろうイタリアバージョンだと思う。
ライブボックスなのでCDだとお値段は少々するが、このダニー・ボーイだけ手元におきたい方は、こちらから有料でダウンロードする事が出来る。
他にも入手手段はあるかもしれないので、探してみて下さい。
東京バージョンはしっとりしみじみとした味わいがあると思うけれど、イタリアバージョンは少し硬質で(この印象は、初めて聞いたときが氷の張ったアリーナだったことも影響しているかもしれない)、その分、独特な透明感もある、複雑な味わいのある演奏になっていると思う。
聞き比べてみると、キース・ジャレツトの懐の深さを改めて感じる事が出来るだろう。