コロナ対策の規定無視と採点について | しょこらぁでのひとりごと

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羽生選手大好きな音楽家の独り言のメモ替わりブログです。

世界選手権が始まった。

信じられない光景をあれこれと見て、毎日お腹が痛い、、、、
羽生選手の写真があがると、一時止まるんだけれど!

一部のロシアチームの傍若無人の振る舞いは、自分達はワクチン接種をしたので安全だと考え、見せびらかしているようにさえ感じるのだが、彼らが、ワクチンを接種しているから『感染しない』『感染させない』と考えているなら、とんだ勘違いだと思う。

これは恐らく、日本でワクチン接種が進めば、同じような勘違いをする人がわんさか出ると思うので、はっきりさせておくべきだと思うのだが、、、

以下は、厚生労働省から出ている、ワクチン接種についての説明だ。




これを見れば明らかなように、ワクチン接種は現在のところ、『発症』、『重症化』を抑えることは確認されているが、『感染そのものを予防する』かどうかは《不明》なのである。
なぜなら、無症状の感染者があり、これについては現在のところでは確認不可能だから、というのが、日本の厚生労働省の目下の見解である。

感染していれば、無症状でも人に感染させうるのは既に周知されていることだ。

つまり、ワクチン接種していて元気でも、無症状の感染をしている可能性はゼロではなく、従って誰かに感染させる可能性がある、ということだ。

イギリスの状況を見れば、一定以上の効果は有ると思うが、まだ明確なエビデンスはないし、例えば今回のような催しの場合、低いパーセンテージでも、危険性を排除するべきなのは当然の事のはずだ。


また、何でもそうだが、ワクチンを打ったからと言って、《絶対に》発症しないわけでも、《絶対に》重症化しない訳でもない。

だから、日本政府は、ワクチン接種後もマスクの着用、手洗い、三密を避けることを継続しなければならない、としている。

つまり、ロシアチームは、ワクチン接種の有無にかかわらず、ISUの規定を守らなくてはならないのだ。

ここは、これから日本でも気をつけるべきことになっていくのではないだろうか。


また、マスクについてだが、、マスクをする事は、自分が感染しない効果よりも、人に感染させない効果の方が高い。
これは、世界中でほぼ常識になっていると思うが、マスクをする事は、《周囲の人を》守る行為なのだ。

正直、この辺りの知識が、一部のロシアチームには無いのではないか?と思わざるを得ない。
(これは、ロシアチームを非常に好意的に見たときの話であって、もし、知っててやっているとなれば、これは正面から非難されるべき、ということになる。)

そうでなくてもザルであるISUのこのバブル方式
に、このロシアや他国の一部の参加者のルール破り、、、、
お腹が痛い。。。


そして、昨夜の女子の意味不明の採点。
全日本の際にも書いたが、テクニカルが例えばジャンプの回転数を厳しくとるならば、ジャッジは同時に、ジャンプのGOEを厳しく採点しなければならない。
そうでなければ、《一台のカメラから》だけで決定された、不確かな回転数の判定によって、『正確で、良いジャンプだけれども少し回転数が足りなかったかもしれない』ジャンプが、『回転数は足りてたが大幅なプレローテーションがあってGOEで本来減点されるべきジャンプ』や、『踏切や着氷が稚拙なジャンプ』より低い評価を受けることになるからだ。

繰り返すが、テクニカルの判定とジャッジのGOEの判定は、厳格化するなら、両方を同時に厳格にすべきで、テクニカルのみならば、著しく不適切な点数をはじき出すことになる。

ロシアといい、ISUといい、わかっていてやってるのか?と思えてくる。

わかっていてやっているなら、陰謀だと言われても仕方ないし、わかっていないなら、ただの馬鹿だ。(とうとう言ってしまった!)
お腹が痛い。。。

しかし。

これからももやもやはどんどん出てくるかもしれないが、ここからは、澄み切った気持ちで羽生選手の応援に専念しようと思う。

人間は愚かで醜いものかもしれないが、一方で、美しく、気高いものでもある、ということを確認するために。