【「ごめんね」だけでは終わらせない！クラスでのケンカ解決法】
子どもたちのケンカの仲裁を見ていると、
すぐに
「ごめんね」「いいよ」で
終わらせる場面に何度も出会います 
でも、これは
本当に問題が解決したのか
私は、いつも疑問に思っています。
人はみんな、感情や考えを持っていて
それを
他人に理解してもらうためには、
やっぱり、言葉にして
伝えることが大切ですよね 
子どもたちが
「ごめんね」
と言うだけでは、
本当に自分の行動を反省しているのか
十分に伝わりません 
同じように、
「いいよ」と言うだけでは、
相手の謝罪を受け入れたのか、
ただ終わらせたいだけなのかが
分からないのです。
これまで観察してきた様子だと
多くの場合、子どもたちは、
「早く終わらせたい」という気持ちから
簡単に言葉を使ってしまいがちかな・・・
ただ単に
ケンカを終わらせる「儀式」のような
気もしています 
これって、対話を避けていることが
原因じゃないでしょうか？
対話を避けることで、
問題の根本的な解決が見えなくなってしまい
やっぱり、
同じことが繰り返されるのです。
私が子どもたちによくやっているのは、
本当の自分の気持ちや考えを
言葉にして表現するよう促すことです。
具体的には、ケンカが起きたときに
「どうしてそう思ったのか」
「どんな気持ちだったのか」を
お互いに聞き合う場を作ることです。
例えば、「ごめんね」と言った後に、
「どうしてそう思ったの？」と
尋ねてみます。
そしたら、
「痛かったと思う・・・」
「(相手が)嫌な気持ち・・・」
など、
相手の立場で考えて
話をし始めるんです。
そして、「いいよ」と言った側にも、
「本当にいいの？どうしてそう思ったの？」と
問いかけるのです。
この方法を取り入れると、
子どもたちは自分の感情や考えを
しっかりと伝える練習ができます 
大人のサポートも
まだまだ必要ですけど
必ず、
コミュニケーション能力の
向上につながります。
さらに、
お互いの気持ちを理解することで、
ケンカが減るだけでなく、
信頼関係が強くなります 
子どもたちが自分の気持ちを
しっかりと伝えられるようになると、
クラス全体の雰囲気が良くなり、
みんなが安心して過ごせる環境が整います。
そして、先生としても、
子どもたちの成長を実感できる
素晴らしい瞬間が増えますよ 
「言葉にして伝える」ことを大切にし
子どもたち同士のより良い関係を
築いていきましょう。
もし、子どもに
何と言葉をかけていいか
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