子どもの行きしぶりに悩むママへ
あるママから、
こんなお悩みをいただいたことがあります。
毎朝、登校を嫌がる子どもを
連れて行くのに苦労しています。
校門に入るときには大泣きし、
私と離れるのを嫌がります。
でも、教室に入るとすぐに落ち着き、
普通に過ごせるのです。
どうしてこうなるのでしょうか？
子どもが母親と離れることに対して
不安を感じることってありますよね。
でも、昨日まで何ともなかったのに
いきなり、子どもが
「行きたくない！」なんて言い出したら
慌ててしまうお気持ち 
よーく分かります。
今回は、
「マズローの欲求５段階説」に基づいて
解決方法を探っていきます。
マズローは、
「人間は自己成長を求める動物である」
という考えのもと、
人間の欲求を5段階に分類しました。
低次の欲求が満たされれば、
さらに高次の欲求を求めて行動すると考えたんです。
先ほどのお悩みでいうと
社会的欲求
つまり、
自分が友達や先生に必要とされている、
教室の中で果たせる役割がある
他者に受け入れられているという感覚。
この欲求が、十分満たされていないために
ママと一緒にいることで
安心感を得ようと
しているのかもしれませんね。
何かよい解決方法はあるのでしょうか？
それは
「ママや先生が自信を持って、
安心感を伝える態度と声かけをする」
ことです 
一番大切なポイントは
落ち着いた態度を保つこと
行きしぶっている子どもを目の前にして
大人が不安そうにしていると、
子どもも不安になってしまいます 
笑顔で落ち着いた態度を保って
「いってらっしゃい！」
「今日も楽しい一日になりそうだね！」
「友達が待っているよ！」
などの言葉かけで
子どもに安心感を与えるといいですよ 
ママが後ろ髪を引かれる思いを
見せないようにすることも秘訣です。
この方法を実践すると、
お子さんは少しずつ少しずつ
ママと離れることに対して
不安を感じなくなって
毎朝の別れがスムーズになり、
子どもは落ち着いて学校に入ることが
できるようになります。
ママも安心して見送ることができ、
一日のスタートが気持ちよく切れます。
ポジティブな声かけを続けると、
子どもは自信を持ち、
学校生活をより楽しむことができますよ 
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