今日は初日からずっと走り続けて来た、音楽劇「魔都夜曲」もいよいよ大千穐楽ですね。直人さんが初めて舞台を踏んだ想い出の劇場「サンケイホール ブリーゼ」での大阪公演も今日で最後。
私も「冬の絵空」ではブリーゼで２日間観劇しました。懐かしいです。今回は行けなくてとても残念ですが。
今日は皆さん盛り上がるんでしょうね。キャストの皆さんラストも上機嫌で頑張って下さい。観劇される皆さんも今日で見納め堪能して下さい。遠くから見守っています。
刈谷での観劇の感想だけ簡単に...
私は音楽劇の観劇は初めてでしたし、今回は刈谷が最初で最後のたった１回の観劇でしたが、本当に心に残る華やかで楽しい舞台でした。
生のジャズ演奏とそれを取り巻く豪華な衣装に身を包んだ皆さんの歌声も素晴らしかったです。
物語は、公家の血を引く主人公、直人さん演じる白河清隆が上海に降り立ち、そこで暴漢に襲われていた小西さん演じるチーチャンと、マイコさん演じるホンファを助けたのを切っ掛けに３人の友情が生まれ深まっていくってところから始まりました。
劇中では、クラブ「ル・パシフィーク」の場面が多く出てくるんですが、心に闇を持つ人々の心情と華やかなジャズや懐かしい唱歌が上手く絡んで、歴史に疎い私でも自然に魔都の世界に惹き込まれていきました。
天真爛漫で遊び好き、常に笑顔を絶やさず上機嫌な清隆さん、でもそれだけではなくて、真っ直ぐで芯が通ったほんとにカッコ良くて優しくて素敵なお坊っちゃま。直人さんに凄く似合ってました。やっと会えて嬉かったです。足が長いのは承知ですが、衣装のせいか、さらにスラリと長くて...
ホンファとの恋の行方もドキドキしながら見守りました。最後ホンファを追いかけて走り回るシーン。客席に駆け降りる時、階段でつまづきヒヤッとしましたが、これも演技なんでしょうか？
ホンファに連れられて行った貧民街で出会った花売りの少女の透き通った歌声も心に響きました。
チーチャンとホンファには劇中何度も裏切られましたが、最後は良い方向で終わってスッキリした気分でした。
男装の壮さんも凛としてカッコ良く、パシフィークの歌姫、ユーチュン役の秋さんの歌声にうっとり。ピアノ弾きの良治は可愛くて、パシフィークの支配人、新田日出男役の橋本さとしさんはユーモアたっぷりで歌声も素晴らしい。村井さんの歌声にも感動しました。
クラブや清隆が住むアパート、色んな場面の転換もリズミカルで心地良かったです。
カーテンコールは３回だったかな？直人さんは何度も感謝のポーズをして、ありがとうございました。と深々とお辞儀。大きく何度も手を振り...
２回目にはスタンディングオベーションで音楽に合わせて手拍子。鳴り止まない拍手。
最後に階段を駈け上る直人さん可愛かった。
１度だけの観劇なので、他の公演との違いとかアドリブとかは分かりませんでしたが、皆さん話題になってたタバコのシーンはとてもスムーズだったかと。途中グルグル回るサミーにさとしさんがブタ ブタと言ってました（笑）それに対してサミーがブタじゃないよ黒豹だよ。と
とにかく観劇後しばらくは「オピウム ラヴァーズ」のメロディーが耳に残っていて、楽しい場面が甦って来ました。
直人さんも言ってましたが、やはり舞台は何回か観ると最初とは違った発見や見方も出来るでしょうし、観るたびに感動も増して行くんでしょうね。
今回の舞台は１度だけで後悔もありますが、でも、プレミアム席のセンターで、直人さんも出演したアフタートークも堪能出来、音楽劇と言う楽しい舞台に満足感はいっぱいです。
もうすぐライブハウスツアーも始まります。
今日の大千穐楽も気になりますが、私の心はすでにライブモードに（笑）私のライブ初日は名古屋から～あちこち参戦するので体力付けて頑張ります！！