「積み上げ型」と「転進型」 | 人を生かすBraceNetwork 青木利明 Official Blog

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 火曜日から新たな会社での勤務が始まるGさんと就労直前のヒアリングを行いました。

 転職には、今までのキャリアの延長上で同じような職種に就く「積み上げ方」と、今までのキャリアとは違う職種に就く「転進型」の二種類があります。

 例えば、たとえ業界は違っても、前職と同じ営業職に就いたり事務職に就いたりするのは「積み上げ型」。この場合は過去の経験を買われて採用されるわけですから、即戦力として活躍し、従って報酬も高くなる傾向があります。

 しかし、過去の経験を振り捨てて、全く新しい職種に就く「転進型」の場合には様々な試練を伴います。
 
 まず、新しい職種に関する経験が無いわけですから、採用そのものが難しくなります。Gさんの場合がそうでした。新しい職種に関する資格を取得しておれば良かったのですが、彼女の場合はそれもなく、面接では苦戦を強いられました。それを乗り越えられたのは「たとえ毎日終電になっても頑張ります。」と言い切った彼女の「熱意」だったと思います。

 さらに、就職後も慣れない職種に就くわけですから、仕事そのものをマスターするのに苦労しますし、新しい人間関係に戸惑う事もあります。新しい環境に体や心がついてゆかないという事だってあり得るのです。

 という事で、Gさんのヒアリングにはかなり時間を割きました。音楽関係の仕事から事務職への転進を図ったGさん。少しオーバーかも知れませんが、その姿は、世界的なパイプオルガン奏者からアフリカ原始林の医師へと転進したシュバイツァー博士を彷彿とさせます。

 シュバイツァー博士の場合は、やはり、「アフリカの人達を救いたい」という博士ご自身の強い意志と、博士を側面から支援した多くの人々の存在が多くの障害を乗り越える原動力になったように思います。

 微力ながら、私もGさんを陰で支える者の一人になることができればと思います。Gさんの新天地でのご活躍を心よりお祈り致します。