先週土曜日、ユナイテッド航空のボーイング777機がデンバー国際空港離陸直後に右側エンジンの破損で緊急着陸しました。
エンジンから火が出ている様子がニュースやYouTube画像にアップされ、それらをご覧になった人たちも多いと思います。
結構ショッキングな映像でした。。
厳密にはボーイング777が火を噴いたのではなく、同機材に取り付けられているプラット・アンド・ホイットニー社製のPW4000-112というエンジンの部品が破損したということです。
早速FAA(アメリカ連邦航空局)は、同エンジンを搭載しているボーイング777のステップアップした点検を要請。
またユナイテッド航空は日曜日、同エンジンを搭載したボーイング777の運行停止を決定しました。
日本航空と全日空も同エンジンを搭載したボーイング777機を保有しています。
これを受けて日本の国土交通省は両社に対して同型機全ての運行停止を命令しました。
昨年12月上旬に日本航空の那覇発羽田行きの便がエンジントラブルで引き返すという事故がありましたが、実はこれも同型のエンジンでした。
日本航空ではこの事故の後、同型エンジンの点検頻度を上げて対応していたとのことですが、土曜日の事故を受けて運行停止を決定しました。
韓国のアシアナ航空も同型機の運行をすでに停止。大韓航空も近いうちに運行停止を発表するようです。
日系2社でPW4000-112型エンジンを搭載しているボーイング777機は主に、国内線と近中距離国際線にしようされているとのこと。
両社の北米線はボーイング777-300ERという機材で運行されており、この機材には両社ともゼネラルエレクトリック社製のエンジンが搭載されています。
米系で、同エンジンを搭載した機材を保有しているのはユナイテッドだけ。
デルタとアメリカンは保有していません。
そのユナイテッドも日米間の路線には最近は別の機材を使用しているので、日系・米系航空会社を利用した日米間の往来には影響がありません。
ユナイテッドの長距離国内線(メインランド=ハワイなど)や大陸横断路線をご利用になる方は、一度ご自身の便の機材を確認された方がいいかもしれません。
機材変更により座席の位置が変わる可能性があります。
完全に調べきれていませんが、直近に大韓航空でソウルまで飛ぶ方もご自身の便の機材を確認してみてください。
恐らく近いうちに運行を停止すると思いますが、同社は米韓線にボーイング777を使用しています(どのエンジンを搭載しているかまでは調べきれていません。恐らくPW4000-112ではないと思われます)。
因みに、今回問題になっているPW4000-112型エンジンを搭載したボーイング777機の最大顧客はユナイテッド航空、その次が日系2社、そしてアシアナと大韓航空の韓国勢が続くとのことす。
同エンジンを搭載したボーイング777機というのは、世界的にはマジョリティーではないとのことです。
ご自身が搭乗される飛行機のスペックについては、ウェブサイトなどでももちろん調べられますが、我々のようなトラベルアドバイザーに問い合わせすることで、より確実な情報を得ることができますよ。
では、また!