私が今いる仙台市内の中心部は、物理的には壊滅的なダメージが
あるわけでもなく、表向きは一見平和な光景に見えなくもありません。
ただ、ガソリン不足の影響からか、昨日あたりから車の数が激減して
異様なまでに静かである一方、街を歩く人々が、どこかに空いている店
はないかと一様に黙々と早足で彷徨っている姿を見ると、やはりある種
の有事下にあるんだ、と思わずにはいられません。
電気が通り、お湯は出ないものの冷たい濁り水が手に入り、買おうと
思えば自販機で飲み水が買えるホテル暮らしの自分は、この環境下に
おいては物凄く恵まれていることは十分承知の上ですが、それでも未だ
に明日の食糧に不安を抱える日々にはストレスを感じずにはいられま
せん。
繁華街を歩いても開いているコンビニやスーパーは3分の1くらいで
しょうか。飲食店に至ってはほとんどゼロです。営業していても物流が
ストップしているために在庫の一掃をしているだけなので、今手に
入れられる食べ物はほとんど菓子類のみです。カッブ麺等を買
い損ねたので、長期保存ができるものは菓子くらしかありません。
あとは、街を要領よく効率よく歩いて、人気の少ない居酒屋のような
ところに行き、交渉しておにぎりを作ってもらい、それらを冷蔵庫で
いざという時のために保存しているという状態です。
普段は食べ過ぎを考慮してカロリー計算をしたりしている自分ですが、
今は部屋にある菓子類の総カロリーを見て、「あと何日分のエネルギー
はあるな」と日々計算しているという具合です。
それでも、今日は運良く夕方のみ1時間限定で再開したラーメン屋を見
つけ、大盛のラーメンをお腹いっぱい食べることができました。特別に
ごはんまでサービスしてくれて本当に感謝です。脂肪と塩分が気になっ
ていつもは必ず残すスープも、今日は頂いたご飯と一緒に当然ながら
全部飲みほしてまいりました。このお店も、おそらく手持ちの在庫が
なくなればすぐにまた営業を休止してしまうのでしょう。「・・さん
が流されたまま帰ってこない」とすすり泣きながら食べていた老夫婦
は可哀そうで見ていられませんでした。
今日の食事はもちろんこれだけです。そのあとにコンビニで1時間近く
並んで5点限定で手に入れた菓子類にはまだ怖くて手をつけられません。
なぜなら、日に日にスーパーやコンビニの品物がなくなる一方だから
です。
津波の深刻な被害を受け、避難所で1個のおにぎりを3人で分け合う
方々に比べれば天国のような状況ではありますが、まだまだ仙台の
中心部でもこのような状況であることを皆さんに知っていただけたら
幸いです。
一刻も早く物流の復活を望むわけですが、都心部やその他の被災地
以外の地域での不要な買いだめが必要な物資が現地にまで届かない
一因だともいわれています。節電ももちろんですが、そのあたりに
ついても全国の皆さんには配慮してほしいと思います。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0315/san_110315_1574796282.html
こういうことは是非辞めて欲しいですね。