フェスタサマー・ミューザKAWASAKI2024
指揮:ジョナサン・ノット
新日本フィルハーモニー交響楽団
マーラー/交響曲第7番「夜の歌」
道義Forever~ラスト・サマーミューザ~ということで、今年いっぱいで引退する井上道義さん指揮の予定でしたが「左急性腎盂腎炎により約1か月間治療に専念すべきとの医師の診断を受けたため、やむを得ず降板…」ということで、急遽ジョナサン・ノットが登板。
井上さん、大丈夫でしょうか。ちょっと心配です。
それにしてもノット監督と新日本フィルという異色の組み合わせ。初めてでしょうか。東響の監督やる前に共演あったかな~。
ノットさんのマーラーの7番は、5年前に同じミューザ川崎で東京交響楽団で聴きました。ノットさんのやりたい放題で、鮮烈な演奏は今も記憶に鮮明に残ってますが、きょうはどうでしょうか。
やはり急遽の代役だし、慣れないコンビとあって、ノットさんも多少の遠慮もあるようで、音楽が練れてない感じがあるのはしょうがなかったですかね。
それでも新日本フィルの面々は、ノット監督の期待に応えるかのよう懸命の演奏ぶりで、熱い演奏になりました。
満席の会場も大盛り上がり(確信犯のフラブラは興ざめでしたが)。カーテンコールで全メンバーを称えるノットさん、オケのメンバー全員から感謝の拍手をしている姿に心打たれました。