読売日響・定期演奏会/下野竜也のブルックナー5番 2022-01-20 サントリーH | sakagumoのブログ

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最近は筆不精がたたって、読む専門です。

読売日本交響楽団 定期演奏会

指揮:下野竜也

音符メシアン/われら死者の復活を待ち望む

音符ブルックナー/交響曲第5番

 

指揮の予定だったローター・ツァグロゼク氏が、入国規制で来日できず、下野さんが代役。

ツァグロゼクさんのブルックナー、非常に楽しみにしていたのだけど、まぁしょうがない。

 

最初にメシアン。

編成は弦楽器なしの吹奏楽。メシアンらしく、打楽器群が大活躍。

金管のロングトーンが多く、その中を、銅鑼とかゴングが、ガンガンなる。

面白い作品だけど、30分近くで、ちょっと長い。

きょうは、ブルックナー1曲でも良かったのではないかと思いました。

 

休憩をはさんでメインのブルックナー。

いかにも読響らしい、重心が低くて分厚いサウンドが、この5番に相応しい。

最初のメシアンで、音出し十分だったせいか(?)、最初からガンガン鳴らす。

クライマックスまで持つのだろうか、ちょっと心配でしたが、杞憂に終わりました。

 

下野さんの音楽作りは非の打ちどころがなかったです。

適切なテンポ設定、ゴージャスな響きと、ブルックナーを聞く楽しみを存分に味あわせてくれました。