色んな映画のジャンルがありますが、映画の本質とは一体何ぞや・・・?


自分が思うに、映画とは「非現実をリアルに映す」ことだと思います。

もしかしたら本当に起こりそう、でもまず実際には起こらない事や起こったらいいなぁと思うこと。

そうなるとやっぱりSFやホラーやアクションが映画の本質だと思えます。

感動の名作や恋愛映画や実話を元にした話でも撮り方によっては十分に映画として楽しめることも出来ますが・・・。

やはり基本は「こんなことがあったら見てみたい~!」と思わせる映像ですよね。

ドラマと違って現実と離れた映像を見たいからわざわざ映画を見るんであって、身近なことをわざわざ映画で見たいとは思わないですから。

そういう意味でもB級は映画向きですね。

 

と、前置きが長くなりましたが、勝手にベスト10映画編第6位は・・・!


「フォーリング・ダウン」


マイケル・ダグラス主演の、離婚して子供にも会えず仕事も失った男が、夏の暑い日に渋滞に巻き込まれたところでプッツリ切れてしまうお話。 内容はものすごく現実的だけど立て続けに起こるイベントが非現実的で楽しめます。

自分の持つやり場のない怒りの矛先を世の中のちょっとした矛盾や偽善、不条理さに向けられ、行く先々でブチ切れ。 すごくアメリカらしいといえばアメリカらしい映画ですね。


元々、思い込みが激しく自分が正しいと信じている男の話なので、ちょっとこいつはおかしいぞと思わせるけど、その反面、そうだそうだと妙に納得してしまう場面もしばしば。

必殺仕事人っぽい世直し系の話と思う人もいるかもしれませんが、本当はただ自分が気に入らないことに対して怒りを爆発させるだけの映画です。

自分はこうはなりたくないけど、こういう人はけっこう多くいそうだな~っとちょっと怖くなる映画でした。




お金をかけないでどれだけインパクトのある映画を作れるか?といったら、やっぱりアイデア一発勝負になるでしょう。 そのアイデアが奇抜で面白ければいいんですが、そうじゃないと見るも無残な姿になりますが・・・。


勝手にベスト10映画編の5位は・・・。


「ゼイリブ」


ジョン・カーペンター監督のこのSF映画は、あるサングラスをかけるとあら不思議! 人間界にもぐりこんだ宇宙人を見ることができるというたったこれだけのアイデアで1つの映画を作ってしまいました。 

主演はプロレスラーのロディ・パイパー。 プロレスラーだけに映画の中でもプロレスやってましたね。


この映画の見所はさっきも書いたようにサングラスをかけるだけで宇宙人を識別できちゃうってこと。 それで本当はもうこの世界は宇宙人に乗っ取られていて、地球人はその宇宙人に富を与えるためだけに利用されているっていう内容。 自分が貧乏なのは自分のせいじゃなくて他の誰かのせいなんだっていう誰にでもある責任転嫁の感情をうまーく突いた作品です。


派手なSFXもモンスターも出てこないのに飽きないんですが、このアイデア一発で最後まで持っていけるのはさすがに大変だったらしく、前半では直接内容とは関係ないようなドタバタシーンがあって、これはこれで笑えます。 この監督の作品はほとんどがB級ですが、どれもおもしろいアイデア映画で私は大好きです。



今回はB級映画の宝庫、ホラー映画から選んでみたいです。

アイデアとハッタリ次第では皆のあっと驚く作品が作れる反面、ほとんどの作品は痛いのが多いのも事実。

最近ではパラノーマル・アクティビティという超低予算で何十億も稼いだ作品もありますね。


で、勝手にベスト10映画編第4位は・・・・・・?


「死霊のはらわた」


です!!



サム・ライミ監督のデビュー作品で、これまた低予算で作られホラー映画ですが、今までのホラー映画と違うのはやっぱりスプッラター場面の凄さ。 

この映画以降、スプラッター映画というジャンルまでできたぐらいの影響を与えましたね。

一歩間違えたらギャグにしかならないギリギリのところまで緊張感をもってきているセンスの良さが◎。

高校生の時に映画館で見た時は、同時上映だったバーニングが子供だましに思えました。

見た後に友達の間で劇中の台詞「仲間になれ~」という物真似が流行りました・・・。


ロード・オブ・ザ・リングの監督ピーター・ジャクソンも最初はこれ系の、バッド・テイストやブレイン・デッドなど「死霊のはらわた」の最終形とも言えるドロドロスプラッターから始まったように、多くの有名監督でホラーから始まった人も少なくないですね。 やっぱり低予算でインパクトのある映画といえばホラーが一番やりやすいんでしょう。


ゾンビも自分のお気に入り映画の1つですが、この「死霊のはらわた」はいつか自分も悪霊に取り付かれてしまうかもという怖さ+情け容赦のないスプラッター場面がハラハラ感を倍増させます。 ゾンビはお金もかかっていて内容もゾンビの恐怖を主体にしながらも登場人物の人間模様がよく書かれていますが、この「死霊のはらわた」はそういう部分をばっさり省いてスプラッター場面を中心にしたところがB級ならではの醍醐味でした。