ボールペン王国 -5ページ目

一万円札に謎の刻印 福沢諭吉の横に「ROLLIE」

「あれっ、このお札は造幣ミス?」-。福沢諭吉の肖像の横に、「ROLLIE」と精巧な刻印がある「一万円札」が長崎市内で見つかった。日銀長崎支店の鑑定で造幣ミスでも偽札でもないと判明したが、後から刻印したとは思えないほど紙幣になじんでいて、同支店は「全国的にも珍しい」と話している。

6月下旬。同市の繁華街、銅座のスナックのママ(43)が、売り上げを計算中に発見。ボールペンや鉛筆で走り書きした紙幣はよくあるが、この一万円札の文字は造幣の際に刻印されたとしか思えないほどなじんでいた。

「ROLLIE」の意味も分からないし、いたずらとも思えず、「造幣ミスか」と気になり始め、知人らを通じて調べてもらった。

刻印は、福沢諭吉の顔の横にローマ字の明朝体で1・5センチほど。モノトーン風で、紙幣の印刷に溶け込んで見える。

日銀長崎支店で専門職員が鑑定し「故意か間違いかは不明だが、出回っている段階で付いたもの」と判断。どの紙幣にも数字やアルファベットが印字されているが、ROLLIEと印字された紙幣はなく、造幣ミスはあり得ないという。造幣ミスと間違われるほどの紙幣が見つかるのは「全国的でも、ごくまれに報告がある」(神村崇長崎支店総務課長)程度だという。

スナックのママは「一万円を払うのも、稼ぐのも大変なご時世。大切に取っておきます」と話している。

出典:長崎新聞

銀のインクで「動作する回路」を描けるペン

銀のインクで、実際に動作する本物の回路を描くことができるボールペンが登場した。インクが載るところになら、紙でなくてもどこにでも描けるという。

イリノイ大学のジェニファー・ルイス教授とジェニファー・バーンハードらは、ペンで回路を作成する方法を開発した。

銀のインクが入ったボールペンで、実際に動作する本物の回路を描くことができる。インクが乾くと紙の上に銀の筋が残る。描いた線は丈夫で、折ったり曲げたりしても剥がれずに電気を通す。描くのは紙の上でなくてもいい。インクが載るところであればどこにでも描ける。

回路を描いて、コンポーネントをワニ口クリップで接続すれば、実験で作成した回路板はもちろん、正式な回路板を使用してできることなら何でもできる。唯一の制限は、どれだけ小さく描けるかということだけだ。

このプロジェクトの次の課題は他の導電性素材を装填することだが、この技術はすでにアートとして採用されている。プレスリリースには、[19世紀の韓国の書画家]金正喜(Jung Hee Kim)の山水画から作成されたスケッチが紹介されている。家と木々を描いた絵の線が配線となっており、家の屋根のLEDが点灯するのだ。

出典:WIRED.jp

民謡「艦砲の喰ぇぬくさー」 作詞推敲ノート見つかる

戦後を代表する沖縄民謡のヒット曲「艦砲の喰ぇぬくさー」を作詞作曲した故比嘉恒敏さんが、作詞に用いた1970年前後のものとみられる推敲(すいこう)ノートが見つかった。戦争に翻弄(ほんろう)された沖縄の人間としての怒りをストレートに歌い共感を広げた歌詞だが、何度も書き直しを重ねた経緯が分かる。子どもたちが学校で使ったノートに歌詞や舞台演目を書きつづっており、戦後を生きた大家族の生活感も伝わる。

長女の島袋艶子さんが保管していた遺品の中から、NHK番組「沖縄の歌と踊り」担当ディレクターの仲松昌次さんが発見した。仲松さんは「歌詞が出来上がるまでの心の軌跡が興味深い。封印した過去と向き合って個人的な体験を書いた歌詞だが、ウチナーンチュに共通の思いとして普遍的に広まった」と語る。

読谷村楚辺出身で戦中は大阪にいた比嘉さん。学童疎開船「対馬丸」に乗船した父と長男を失い、大阪の空襲で妻と次男を失った。戦後に再婚して子宝に恵まれ、4人娘を芸能グループ「でいご娘」としてデビューさせた。

今回見つかったノートには、6ページにわたり主に鉛筆書きでつづられ、消しゴムの消し跡なども確認できる。最後のページはボールペンで書かれているため清書したと考えられるが、そこでもさらに書き直しが加えられる。当初は世界中が友達にという内容での歌の締めくくりだったが、二重線でボツにされ、現在の「恨でぃん悔やでぃん飽きざらん 子孫末代遺言さな」という歌詞に変更している。

「艦砲の喰ぇぬくさー」にまつわる逸話は、1日午後7時半からNHK総合「沖縄の歌と踊り」で放映される。

出典:琉球新報