結婚間も無い頃、
子供もいないし、
夫は海外出張が多いので、元々犬好きの私は
犬を飼いたいと頼んだ。

夫Mも犬は好きだったので二つ返事でOK。


それからは
ペットショップを見て歩いたり
百貨店でのペット関連の
イベントを見に行ったりしたのだけど、
一度大きく心を揺さぶられた犬が居た。


それは…
「セント・バーナード」
そう、超大型犬ですよね。
アルプスの雪山等で
救命の為のアルコールの入った樽を首に提げて遭難者を捜索する、あの犬の仔犬に…
出会っちゃったのです。



それは、もう・・・・・・・・・・・・・・・・・
可愛い!!!!の一言。

生後2ヶ月位だけど、
少し大きめのぬいぐるみって感じで、
もぅたまりませんでした。

白地にグレーの柄の仔と
白地に茶色の柄(一般的に良く見るタイプ)の仔が一頭づついて、たしか15万円くらいだったと思う。

思わず買ってしまう…
直前まで気持ちが傾いた…んだのだけど、
二人でフッと我に帰って考えてみた。

今は小さい(?)けど、
これから成長の過程で
* 食べる量、
* その結果の出す量!
* 更に一軒家とは言え然程広くない室内…リビング…に成長してドッシリと寝そべった姿を想像。


あぁ・・・・・・!
無理無理。
残念だけど、無理~!

私たちの歩く場所が無くなる!
大量に食べて出されたら、大変な事になる!
・・・と現実に気づいて、泣く泣く諦めた。



…近くにいた一歳近い感じの甲斐犬の
女の子の懇願する様な悲しい眼差しにも負けそうになりながら、
その日の決断は諦めた。


私は以前飼った事のある犬種・ビーグルが好きだったので主張。

夫は、海外出張の際に見かけて気に入っていた
真っ黒のアメリカン・
コッカー・スパニエルを推して譲らない。

まぁ、私は基本どの犬種でも好きなので(若干好まない部類もいますが・・・)、
アメリカン・コッカー・スパニエルにて決定としました。
※ 「アメリカン・コッカー・スパニエル」は長いので我が家では略して「アメコ」と呼んでいます。ついでにイングリッシュ・コッカー・スパニエルは「インコ」です。因みに、ウズベキスタン・コッカー・スパニエル…なぁんていませんから、省略は考えないで下さいね(^_^)v


犬種が決まれば、
あとは仔犬探し(^_^)v

さて、どうなる?
.
.
.
.
イチ、ニー、サン、ダァーーーッ!…じゃなくってよ(*^o^*)

血統書の名前ANTONIO、

我が家の呼び名…




… ポチ …
すごい落差でビックリしました?

血統書上の名前は、母犬の第一回出産時の仔は頭文字Aの名前が付けられます。

万が一26回目の出産で生まれたら…Zかぁ…

ZOOとかZORO

なんちゃって(^_^)v





「☆ ポチの前世は、絶対人間だったと思う!」



だって

だって




だって………(ρ°∩°)





これから、ちょっと長いストーリーが始まるのです(o^∀^o)








その後もイタズラしながらも

可愛がられて大きくなり、

住居もテラス脇から門脇に

犬小屋を移動して「番犬」

と言う任務に忠実に従って

いました。


写真は大人になった姿。

りりしいでしょう?

尻尾の先はビーグルの特徴の

白なんですが、ちょうど

反対側に折れ曲がっています。

少しだけ見えますよね?




・・・が、小屋下の土を掘って

地下室を作り、暑い日は

地下室で過ごしたり、

小屋に入れてやっていた

毛布は時々晴れたに日に

外に出して手足を器用に

使って四隅をキッチリ広げて

日に当てたり・・・


その大事な大事な毛布を、

これまたイタズラ好きな弟が

取り上げて、庭の池の脇に

植えてあった「さるすべり」

と言う木のマタ(高さは約1m)

に引っ掛けると、

必死で木をよじ登って

取り返そうとするのですが、

「さるすべり」は木肌が

ツルツルなので、

すべり落ちる→よじ登る・・

の繰り返しで、我が家では

「さるすべり」ならぬ

「犬すべり」の木

と呼んでいました。



また、庭の隅に植えてあった

細竹の茂みをイタズラッ子から

保護するために、父が網戸の枠に

金網を張って竹の前に横にして

立て掛けていたのですが、

金網に指を掛けてよじ登り、

2cmほどの木枠の上に

意気揚々と「ドヤ顔」で座って

見せ、更には保護したかった

竹の茂みの方へ飛び降りて

荒らしてみたり・・・と、

大人になってもイタズラを

続けてくれました。


小さいときから居間の近くで

私たちの会話を聞き、

たくさん話しかけられて

何となく言っている事は

分かっていたんだと思いますが、

庭で放している時も、

家族でおやつをして

「あ、これ美味しいねぇ」等と

言おうものなら、

何処からともなく現れて、

窓の向こう側に立ち上がり

ニッコリ笑って張り付いていた

姿も忘れられません。



ただ、この子も例に漏れず

フィラリアに掛かってしまい、

歴代の仔の時よりも

良い薬が出来たり

治療も可能な状況でしたが、

悲しいことに天国へ

逝ってしまいました。


最後の思い出は、

歩くのも容易でなくなった

彼を自転車のカゴに

乗せたり抱っこしたりして、

家族全員で近くのお寺へ

初詣でに連れて行ったこと。


ROYは、私達家族に

2匹分の幸せと思い出を

残してくれました。




そうそう、名前の由来は・・・、

私が好きだった「若草物語

出てくるROLLY(ローリー)

と言う男の子から貰おうと

家族で話をしていたのですが、

ROYが家族になった翌日、

私が仕事から帰ったら

「LL」をとって

「ROY(ロイ)」にしたよ、

と家族の報告で落ち着いたのでした。







bps830 <going my way>-grown up roy